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検査周期 ②ERPeak検査

検査周期 ①からの続きです。

子宮鏡検査を終えて帰宅し、キッチンには薬の山。もうどれがどれだか。(笑) とりあえず忘れないよう携帯に、朝起きてすぐ・朝食後・昼食後・夕飯後・寝る前とそれぞれ一日に5回のアラームを設定。薬飲むこと自体は辛くはないのですが、移植するわけでもないのにひたすら移植の為の薬を飲むモチベーションが上がらない。。週末なんて朝のんびりしていたらあっという間に昼近くになり、薬飲む間隔がめちゃくちゃ短かったりで。それでも毎日数時間おきに知らせてくれるアラームを頼りに、毎日頑張りました。

そしてD20には、筋肉注射の指導を受けるためにリプロへ。待合室に座ったらすぐに処置室から呼び出しがあり、看護師さんから注射の説明を受け、いざ準備。お腹に打つ針より太くて長い。初めてのお尻に打つ注射は痛みは感じなかったけど、採卵の時の皮下注射の時も看護師さんと一緒にやった時は緊張している為か痛くなくて、家で一人でやるとそこそこ痛かったので、ここでの感覚は当てにならない。この日のお会計、指導料のみの1,463円。初めての千円台!

その後も淡々と薬を飲んだり入れたりし、いよいよD25のERPeak検査当日を迎えます。この検査は13時30分受付と決まっているので、13時15分頃到着して受付に同意書を提出し、すぐに血液検査がありました。他の方のブログ情報によると14時頃~14時半頃検査らしいので、待合室でのんびりしていたところ、13時45分に内診室に呼ばれました。え!?早い。心の準備がまだ…。(笑)

いつものように下着だけ脱いで内診室の中へ。メディアシさんが名前と生年月日、採取した内膜を入れる為の小さなケースの名前も間違ってないか確認します。ERPeakは検体をアメリカに送る為、名前がローマ字になっていました。(同意書も英語と日本語の対訳仕様)ところでこのケース、先月採卵の時にやった慢性子宮内膜炎検査の時と同じような形だ。。ということは、やることはあれと同じ感じ?大体分かってはいたものの、ギリギリで現実に向き合い恐ろしさが増す。

その後先生が呼ばれ、前回の子宮鏡検査の時と同じI先生!これは少し安心。。消毒して器具を入れてしばらくカチャカチャした後、「これから少しチクっとしますね。」と言われ、思わず全身に力が入る。やっぱり内膜をガリガリ(チョキチョキ?)している感じがしました。チクッという感じではないな、これは。。嫌な痛みが続いて深呼吸を繰り返す。しかも少しガリガリしては一旦ケースに入れて?という動作を繰り返しているのか、ガリガリの後に間があって、終わったかと思いきやまたガリガリというのが3回程続きました。な、長い!まだ終わらない!?と台の上で踏ん張っていたらやっと終わったようです。声が出ちゃう程ではなかったけど(元々痛みには強い方)、この検査は変な汗が出ちゃう感じでもう二度とやりたくない。やらないけど。

その後は診察がありました。こちらも前回と同じK野先生。「検査お疲れ様でした!大丈夫でしたか?」と、ちゃんと心配してくださったので、「長かったし痛かったです!」とちょっと甘えてみる。例の検体入りケースがアメリカに送付されるので、結果が分かるのは約3週間後だそうです。次周期の移植には間に合うよう、その日から生理を調整するためにプレマリンとノアルテンを5日間飲んで、その後3日くらいでリセットするとのこと。その場でそれらの薬と抗生剤2日分をいただき、本日は終了です。

お会計は138,941円でした。。知ってましたがやっぱり高い!

家に帰ってトイレに入ると、生理の重い日のように水が赤く染まり、内膜の取り残しのような割と大きめの物体が浮かんでいました。衝撃!!出血と内部の細々した物体が出てくるのは翌日まで続きました。12月の採卵の時に一緒にやった慢性子宮内膜炎検査は、検査そのものより終わった後の痛みが大きかったですが、その後の出血はほとんどありませんでした。ただしこの時は、採卵の為の局所麻酔をしているので、痛みに関しては参考にならないかもしれません。今回のERPeakは検査時の痛みもあり、その後の出血も一番多かったです。どちらにしても私が体外受精に挑戦する中で、この二つが最も辛かった検査となりました。

この検査期間中に変わったことと言えば、なぜかERPeak検査日までの数日間、化粧乗りがとても良くお肌がつるつるになったこと。ホルモンをたくさん補充したから?と思いましたが、よく調べると黄体ホルモンが出ている時期は、むしろ吹き出物が出たり肌荒れしやすくなるそうで(若い頃はそうだったかも?忘れたw)、この現象はたまたまだったのかもしれないし、私の場合普段足りな過ぎてちょうど良くなったとか?

リプロで基本的に行っている移植前の検査がこれで終了し、引っかかったのは着床を妨げる子宮収縮という結果となりました。不育症検査でまだいくつか調べていない項目もあるので全制覇というわけではありませんが、現状できることはほとんどやったのかな。

さて、現在既にリセットしたので、数値などに問題なければいよいよ検査周期が始まります。凍結胚も少ないし、いろいろな意味で難しい挑戦になるとは思いますが、私にできることは体調を整えて淡々と目の前のことに取り組むのみです。なるべく気持ちをフラットにしてストレスのない日々を送りたいと思います。

検査周期①②にお付き合いくださり、ありがとうございました!

サポートしていただき有難うございます。大事に使わせていただきます。いつか何かの形でお返しすることが目標です。