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神奈川で新築戸建て、不動産あるある

36歳で遂にマイホーム購入に漕ぎつけることができた。
そろそろ引っ越そうかと話すや、コロナになり仕事が上手くいかずに流れに流れて3年ほどかかった2023年現在、ウッドショックが重なり資材の高騰で不動産屋曰く『過去に例を見ないほど物価上昇しています』とのこと。

最初の不動産巡り

◆2020年半ば
半導体や給湯器、しまいにはトイレまでもが流通がストップしているそうで、今建てても全部揃わないと言われ不安になってはいるものの、マイホームという夢の方が大きく膨らみ、不動産巡りをしてみる。

この時点では戸建てをメインに見学し、子供の学区内・通勤時間・移動手段などを考えながらどこにしようかと悩み始めていた。できるだけ職場からも近く、かつお庭がついてる物件で・・・と夢が無限に膨らむ時期だった。

近所の不動産に連絡したり、患者さんに紹介してもらったりと20件くらいは問い合わせをしてみた。土地持ちのおじいちゃん達に話を聞くと『俺っちの担当者良い奴だったんだけどよー、転勤?が多くて、コロコロかわるんだよー』どうやら大手不動産は、3年くらいで異動になるらしい。

行った不動産は

  1. 駅前でよく見る不動産全部

  2. 駅前に根付いている地元の不動産全部

  3. 家の近所にある不動産全部

色んな方々と会ったが、結果的には2.の地元に根付いている不動産にお世話になることにした。

大手不動産の若手は必死感が半端ない

全国そうなのか、やはり若手がつくと『次の打ち合わせを!こんな物件もありますよ!』とグイグイくる。いや、来過ぎるがゆえに最初から引いてしまう。新人だからか、お客の情報をグイグイ引き出そうと聞いてくる。どんな場所に住みたいのか、どんな御家が理想か、海か山どちらが良いか・・・最初はこちらもテンション高めだったので、質問にはけっこう答えていたが、しつこい感じがしてくると何だか疲れてくる。あぁまたこの質問か。。。と。
上から圧がかかってるんだろうなーという感じも伝わってくるのが、大手に多い特徴だ。

だが何故かたまに応援したくなる若手が現れる。

自分と重なるからか、頑張ってるなーと感じる対応や初々しさが懐かしく、ついつい「このお兄ちゃんの物件を見学してみるか」となる。もの凄い笑顔をもらうと、こちらも気持ちくなり「じゃあ来週の打ち合わせは」とこちらから切り出してみたりもする。まだ契約はしないけどね。

ベテラン勢はお金を先に聞いてくる

逆にベテラン風のおじさん方は、まず「いくらくらいの物件を探してるの?」となる。出会ってものの数分でその¥話になるので、最初は戸惑いもするも慣れてくると「5000万程度で新築探してます」となり、若手のような理想の住まいはー♪などのうわべだらけの話は一切ない。

シンプルに「5000万だったらこのエリアで、坂道か駅から徒歩20分以上かな」と具体的な話になってくる。

松倉 「できれば坂道じゃなくて、平坦な場所で物件をさがしてるんです」
不動産 「その金額じゃ、まず無いよ。横浜の京急線沿いの物件の価格はこんくらい」そんなことも知らないでここに来たのかよっ※てゆー目をされた気が大いにする

すこし凹んでると追い込むように、駅ちかの物件は3階建てで5000万庭無し。2階建ての車1台止めれるスペースがある家で5500万。それに庭付きなら6000万と説明されるが、どうやら自分たちが相場を解っていなく説教モードになってきたので退散した。

なめていた訳ではないが、建売は少し安かろうと思っていたが違ったようだ。ついでにコロナで物価がジワジワ上昇しているらしい。2020年の頃はまだちょっと物価が上がっている状態だった

営業電話をかけまっくてくるお兄さん

これはもう・・・しつこいから着拒状態になるお兄さんが数人出てくる。若手のお兄さん然り、受付のお姉さんまでも「その後良い物件見つかりましたかーん?」と引っ切り無しにくる。

不動産巡りをし過ぎると、この手の電話が物凄いことになるので注意が必要だ。注意していても、最初の登録用紙に情報を書かなければいけない為、防ぎきれないのも現実だ。

だがあまりにもしつこいと、この会社の進展は辞めようとなっていき段々と淘汰されてくる。

応援したくなるお兄さんは、節度を持ってるのかそこまでしつこくなく、それまた好印象だ。何故か営業電話が無さすぎるのも、ちょっと不安になってくる。初恋か

めちゃくちゃ調子良く喋る不動産

弊社はこんなに未公開物件を持ってまして!すぐにお客様に合った物件をリサーチして共有しますよ!

凄く調子良い、歯切れも良い、聞いてて気持ちも良い。

弊社の母体は〇〇会社で上場してまして、不動産でしか見れない情報をいち早くキャッチできる立場です!情報が公開される前に、松倉さんに最適な情報をお渡ししますよ!!

後日、電話で「松倉さん、でました!ピッタリの物件ですよ!」メールで物件情報をくれたものの

それSUUMOに先週から載ってるよ?

たぶん今の時代は、客は嘗め回すようにSUUMO見ますよね?ほぼほぼ自分の気になってる物件はチェック済みで、より詳しい話を聞きに不動産へ行く感じが主流ではないか?あわよくば、SUUMOに乗る前の情報をくれるんじゃないかと期待しつつ行くのではないか?

そんなやり取りも結構あり、もはや不動産に行く意味がなくなってきていた。

契約欲しがりお姉さん

「この物件は非常に人気がありましてー、今週末までにお返事頂かないとー、売れちゃいますよ?」

よく聞く王道パターンだが、何故か女性の電話で多いこのパターン。20件も不動産に登録してると、この手の話に慣れてくる。確かに駅ちかは悩んでる間に直ぐ売却されてしまう。だが、この物件はそんなに直ぐ売れないであろう物件にこのフレーズを乗っけてくるのはいかがなものか?

不動産巡りを半年ほどやってると、平行してSUUMOの物件を見まくり、ある種の法則を見つけることができる。
自分たちの気に入った物件は直ぐに消え、この物件は微妙だなーと思うのは残っているのだ。それが当てはまってくると、人気物件を売れ残りの見極めができてくる。
中には、売れている状態でも少しの間掲載しておく小技があるらしいが、それも何となく見極められる。SUUMOLEVELが上がったと言うべきだろう。

それを知らない(当たり前だが)不動産の方々は、欲しがりなのかこのフレーズを言ってきてしまう。急かせる技はもうこの時代通じないよ?

と思っていたが、本当に直ぐに売れてしまう物件(SUUMO掲載1日で)もある。油断は禁物だ。

めっちゃ良い物件=掲載1週間で売れる
ちょっと良いかも物件=売れ残ってる場合が多いが、直ぐに売れる場合も
興味ない物件=ずっと掲載され値下げ更新されている

不動産あるあるまとめ

不動産巡りは大手ほどグイグイくる感じでした。結局は地元不動産が落ち着いていたのでこちらに。
全く連絡来ない不動産もあったりと、温度差が面白かったです。
皆さんも、引っ越しや戸建て購入時に体験した似たような話があると思います。もしも共感された、私の場合はこうだった!などありましたら教えて下さい。

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