受験期に意識して持っていた考え

箇条書き。テーマはバラバラ。
受け取る人によっては当たり前と思うかもしれないし、そうでない人もいるかも。
公開後も加筆修正が頻繁に行われそう。

・自分の弱さを認め、強くなることが大事。挫折という成長のチャンスから逃げないこと。
苦手に真っ直ぐ向き合うことは苦しい。得意なこと、好きなことだけをやるのは楽だがそれは受験合格への最短ルートではない。

・1問を適当に扱う人は1問で泣く
大学受験では0.何点差落ちはよくあること。
特に、ケアレスミスに対して「本番はこんなミスしないし」とミスの分析をろくにしない人はまた同じことを繰り返す。
点を取り切れないことを 仕方ない で済ませない。
何故取れなかったのか、どうしたら取れるのかを考え、練習。
結局、1問(1点)の重みはギリギリで不合格となって人生が変わった人にしかわからないと思う。

・体が覚えるくらい演習する
処理速度が求められる医学部入試では特に重要。
ミスなく速く。
これを実現するには質を追い求める以上に量が大事。明快な解き方や裏ワザを知っていても、それを使う練習をしていなければ本番では戦力外になりやすい。おそらく、「こんなのあったなー、こう使うっけ?あれ?」となって時間だけが過ぎる。
要は、緊張しても勝手に答案が書けるくらい演習。
量の目安(参考書n周、とか)はなくて、自分の体に染み込んだら何でもいい。
本番ではすぐに反応できるように、筆者は得意な問題(重要問題集などの入試レベルのものに限る)でも3ヶ月に1回くらいは復習していた。もちろん苦手な問題はすらすら解けるまでやった。くれぐれも丸暗記にならないように注意。

・模試では成績表だけでなく自分の記述答案を見る
偏差値や判定も見るし、それで一喜一憂することもある。だが、それ以上に
①分野別の正解率を見て自分の得手不得手を把握すること
②答案を見て、どこで得点を拾いきれなかったのか、どこで得点を落としたのかを確認すること
が本番での得点力を上げるためには大事。
(この2つをもとに学習計画の修正を行うのである)

・大学から選ばれるのに相応しい人間になる
文字通り。

・朝起きてから寝るまでが受験勉強
いくら日中に勉強したとしても睡眠の質が悪ければ記憶は定着しない。睡眠不足で体調不良になってもいけない。
睡眠も含めて受験勉強なので、無駄な夜更かしや寝る前のスマホは論外(でも筆者はやめられなかった)。

・他人のアドバイスは聞くが、主導権は自分
あなた自身が間違うこともある。悪意ある他人があなたを間違った方向に導くこともある。
だから、情報を誰かから貰ったら、それが正しいのか、自分にとって最善なのかを「自分」で考えて、利用するか否かを判断することが大切。
ついでに言うと、筆者のnote記事に書いてあることも取捨選択すべきである。筆者にとっての正解が必ずあなたの正解となるとは思わない。

・努力は平気で裏切る。でも、必要な努力をしなかったら絶対報われない。
文字通り。調子が出ないこともあるし、空回りすることもあるし、やったことが実は身についていないこともある。思い通りになる方がおかしい。

倍率なんてくだらない
医学部入試では倍率が10倍を超えることもあるが、まともに勝負できる人だけで倍率を集計したら2~3倍くらいでは(特に私立と足切りが緩い国公立医)?

・何かを得るには他の何かを犠牲にしなくてはならないこともある
文字通り。時間は効率的に使おう。

おわり