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厚木市に演劇を

そこまで大それた目標を立ててたわけじゃないけれど、結果的に自分の劇団の未来の為に…をつきつめていったら、そこに行き着いてしまったという感じです。
どうも、劇団代表の小日向 風生(こひなた ふおう)です😀

本題は後で触れるとして…

先週は1人稽古

※本当は見えないところに裏方ハクがいます

贅沢に広々と1人で使わせてもらった稽古場では、本当に開放的で、鏡もあったりして自分の動きを見つめるのにはもってこいでした笑
かずまさんが正式加入して、素直に指導をインプットしてくれるので、もっと良くしてあげようとか2人で出来ることやろうって頭が働きがち🥸
第四公演に向けた基礎稽古でも成長が見られるので、とても本番が楽しみになってきました🎶

ライトグリーンのTシャツ、実は旗揚げ公演Tだったり!
素敵なイラストデザインは、ハム和様

今週ありがたいことに、体験希望者2名もいらっしゃる予定です✨
仲間が増えれば増えるだけ、色々なことができる様になるし、良いご縁に巡り逢えると良いなと思っています☺️💕

厚木市長、市長秘書との対談

今回写真とか撮る空気じゃなかったから忘れてた💦
去年お店下見した時、Tequinaのオーナーさんと📸

先日6月29日に第3回公演の会場で使わせていただいたお店、Tequina オーナーさん、劇団Step  oneのうえまつさん、そしての3名で厚木市の山口市長、吉岡秘書と対談しました。
以前タウンニュースで我々の第三回公演を取材してくれた多田さんの記事があがり、それを見て秘書さんから劇団へ連絡をとってくださったのが始まりです。

ぶっちゃけ、今までで我々の様な小劇団が市長に直接会ってお話する機会なんて本当にないです💦
でも、これからの厚木市の為に、芸術文化を絶やしたくない市長の考えからこういった機会に立ち会えたことは本当に心から嬉しく思っています。

色々意見させていただいて、私たちの声を真摯に聞いていただいているお二人には感謝しかありません。
少しでも厚木市が今より芸術に明るくなることを応援していますし、可能な範囲でお力添えできればいいなと、山口市長達がお帰りになられた後、うえまつさん達3人で話してました。

厚木市小劇団が抱える問題

第三回公演の様子

折角なので、29日に実際話した事と、繋げて思うところを綴っておこうと思います。

冒頭で軽く触れた点に戻りますが…
2020年からのコロナの件があったとしても、厚木市では演劇が絡む市での大きな芸術祭はだいぶ前からイベント自体無くなってしまったそうです。
イベントがあった当時は、各学校の演劇部とその時まだあった何団体かの小劇団が集結するようにそのイベントが開催され、普段の活動発表の場として色々な作品を市民が観れる形があったそうですが、それが今は無い。

あくまで自分は演劇をしている身なので、芸術の中でも演劇に寄せた話で進めますが…

劇団Step oneも劇団Rabbit clowNも両方今抱えている問題は、厚木市民の団員の人数が増えないこと。イベントなどで増やせる形が今厚木市にないから自分たちで団員集めを頑張るしかない事

ラビクラは一部が厚木に移って、2年半の中で定期的に団員募集をしていますが、市民で増えたのはコロナ時期もあるとはいえ1人です。
団体構成員の過半数が市民でないと、厚木市内の大体の利用規約に引っかかってしまう為、そうなると稽古場所自体の拠点が厚木では難しくなってしまうという問題があります。
市民の為の公民館だから、ある程度市民の人数が必要なのはとても分かるんですけどね。
「今の」厚木市だと芸術ジャンルによってはちょっと難しい…かもしれない。泣く泣く市外拠点で活動の人達もいたりして?
市外の人を市民が巻き込んで、本厚木駅に移動させるくらいのつもりじゃないと…少なくとも演劇はしんどいなという体感ですね…。

加えて、施設の利用規約問題。
普段の稽古利用に関してはそこまで問題はありませんが、公演などの有料利用に関しての制約が多すぎて利用しづらい。
たとえ営利目的じゃない団体だとしても、作品作りには時間とお金がどうしてもかかるという点があまり意識された規約ではない様に感じます。

厚木を拠点にし、厚木市で公演
…をしたくても拠点として使えない、市外で公演

といった形をとらざる終えない残念な未来の可能性が見えていて悲しいです。

イメージの払拭

色々言ってるけど、それでも観にきてくれる人は
ちゃんといて本当に有難いのは変わりないです🙏💦

今までのラビクラの公演を観にきた観劇自体初めてのお客さん達の話を要約すると…
演劇自体、触れようと思わないと見るきっかけが無く、小劇団の存在を知らず、商業(劇団四季・宝塚・俳優などが出演する規模の舞台など)のチケット金額が高いから敷居も高いという印象を持ちがち。
市や学校で芸術祭や鑑賞会の開催がなければ、益々「知るタイミングがない」「好きかどうかも分からない」「自分で買ってまで観たい内容かが分からないし、チケットも高いからそこまでして観る必要がない」「演劇という言葉は知っているけど、生で観たことがない」という考えも変わる機会も無いまま。
だから今もずっと触れようとしないのが普通。
演劇部とかが無い学校に通ってたお子様だったりするともっと縁なさそう。

上記の様な話を一般のお客さんから聞いているから、市内で芸術文化を活性化させたいなら、市民が興味を持ってもらえるきっかけをイベントでもなんでも開催していかないと、興味を持ったり好きになったりがそもそも無いから、活性化されないんじゃないかなと思っている。


なんかすごいいつもより真面目な記事になってしまったけれど、色々言った上でこれからも、自分が劇団を通じてやることは継続していくし、人集めも頑張っていくつもりです😆‼️

いつもの様に非現実的な作品作りに仲間と没入していきます笑

貴方のサポートで我々の魔法の力が強くなります! その分、非現実的な世界へアリス&ノーラン様方を連れていきますよ!