ヤマアラシのジレンマ

先日、大学のある講義の中でヤマアラシのジレンマという話がでました。内容としては、ヤマアラシという体が針で覆われている動物が仲間に近づきたいが、近づいてしまうとお互いを傷つけてしまうというものでした。この話自体はよく聞くことがありましたが、友人と喧嘩をしているという状況であったために、少し考えてしまいました。

私は、人と話をしたり、遊んだりするのが好きです。しかし、人と関わる以上、すれ違いなどが起きてしまい、お互いに傷つきます。関係が深い人なら、傷もその分深くなってしまうと思います。そこで、私は人と深く関わらなければ、深く傷つくこともないと考えてしまいます。人に期待したり、人を信じたりしなければ、自分はあまり傷つくことがないのではないかと。そして、自分が傷つきそうになったら、関係をなかったものに出来たらなと。

まだ、たったの19年しか生きていませんが、人と関わること以上に難しいことがないのではないかと思います。その場の空気や相手の状態などで、同じことを同じように話しても受け取られ方が異なり、すれ違いを起こしてしまいます。善意で発した言葉でも、相手を傷つけてしまうことだってあります。正直、色々考えなければならないことばかりで辛く感じます。何も考えないで生活出来たら楽だろうなと思います。

そんな人との関わりですが、自分の中で1つだけ忘れないようにしていることがあります。それは、相手は自分ではないということです。簡単に言うと、自分と同じように感じ取って、理解してくれると思ってはいけないということになります。相手が何を考えているのかわからないことと同様に相手だって当然、自分の伝えたいこと、考えていることはわかりません。そのため、相手が自分のことを理解してくれないと思わないようにしなければいけないと思います。

とても読みにくい文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

それでは、失礼します。

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