見出し画像

INFJ 考えない方が上手くいく説


※この記事の内容はあくまで一個人の考えとして受け取ってください。


これは俗にINFJが「考えすぎ」と言われるからというごく単純なことなのですが…

INFJにはボーッとする時間が必要だと思います。

つまり、「考えない」という行動を意識的にとった方がいいのではないかということです。

なぜ「意識的に」かというと、INFJにとって「考えない」ということはとても難しいことなのではないかと思うからです。

「考えるな」と言われても、気づけば思考は抽象図形を組み立て回し、やがて自分の身体を離れ、宇宙の彼方へ飛んでゆく…(比喩です)。
それがINFJの思考の癖(あくまで傾向としての)なのではないかと思います。


私はINFJの一つの健康的な精神のあり方として、「幸せのために内向直観がうまく働く」があると思っているのですが、
このINFJの第一心理機能である「内向直観」は、時間をかけて思考を論理的に組み立てることとは別の方向にあると思うのです。

そんなことを実は、直近の記事で書いたばかりなのですが

INFJさんの話になりますけど、内向直観って結構そういうものなのかなと思います。
意識などしていない時だけなぜか素晴らしいひらめきが起こり、
わざわざ使おうと意識すれば、がらくたのような、なんか惜しいものを掴まされる…。

このように内向直観って、意識しない方がうまく働くものらしい、というのが、私の直観からの結論です。

シャワーを浴びていたら突然仕事のアイデアが降りてきたとか、
料理をしていただけなのに「旧友に連絡を取るべき」と思い立ったりとか、
そういう風に、今身体が集中していることとは全く別のことが頭の中で勝手に確信に至ってしまうのですよね。

(もちろん上記のことは内向直観を表現した一例でしかありませんし、
アイデアが「突然」「降りてくる」というのも厳密にはちょっとずれた表現なのかなとは思うのですが、何しろ説明するのが最も難しい部類の心理機能のため比喩を利用していることご容赦いただけますと幸いです。)


「内向直観を鍛える」とか、「内向直観を駆使する」という表現ってあると思いますが、
その「鍛える」というのは内向直観につながるようにあくまで間接的に何か行動を起こすことだったり、
「駆使する」というのは結果として行動の原因に幾多の内向直観からくるひらめきがあったというだけであって、
決して直接的・意図的に内向直観を起動させることではないのかなと思います。

簡潔に言ってしまうと、内向直観って起こすものではなく勝手に起こるものだと思うんですよね。


そこで話を戻しますが、INFJの脳内にはこの「(健康的な)内向直観が勝手に起こる環境」を整えてあげることが理想的であって、その手段の一つに「考えないようにする」「あえて、ぼーっとする時間を作る」があるのではないかと思います。

「考えなきゃ」と思っている時ほど、実は考えなくて良い、
むしろ遊んだり休んだりした方がいい、そのほうが内向直観が働いて自動的に解決してくれる、
という場合はかなりあるのではないかと思います。


ここで注意していただきたいのは、「悩まないように忙しくしておけ」ということでは決してないということです。

INFJが不健康な時に頭を空っぽにせざるを得なくなって取ってしまう行動というのもあります。

それは劣等機能の外向感覚が過剰に働いている時です。
傾向として、INFJはストレスを感じすぎると、この普段あまり使うことのない外向感覚が過剰に働いてしまい、結果として暴飲暴食や嗜好品に溺れてしまうなどすることがあるそうです。

私の体験した感覚からくる考えですが、これは潜在意識が過剰に複雑化した思考の圧力に耐えられなくなり、強制的に頭を空っぽにするために起こした反動だと思っています。

思考から離れるために、外部からの刺激を過剰に必要とするんですよね。

このような形で「考えない」に至ろうとすると、自分自身を追い詰めることになってしまいます。

それは例えば、
「悩みたくないから社畜状態になって我を忘れよう!」
「自分に否定的な人がいる環境の方がなんか内向きにならずに成長できそうだからそこに行こう!」
みたいに一旦ハイになる選択をし、自分をストレスに晒して最終的に頭が空っぽになる体験を得ることです。

もしかしたらこれが既に癖になっている方もいらっしゃるのかもしれません。
(過去の自分もそうなりがちなところはあったので…。)
癖になっていたら、まずはそこから抜け出す必要があります。

そうでなくとも、もし外界から過剰に「考える」こと、思考の細部まで論理的に組み立て、人に説明すること、その過程を人に見せることなどを強要されていたら、必ずしもそうすることが良い結果を導くわけではない、と頭に入れておくことは自分を助けることになるかもしれません。


このように、「考えない」を意図的にするって、「自分をいっぱいいっぱいにして考える余地をなくす」ということではないんですよね。

この記事の最後でも「INFJは意図的に自分を休ませてあげることが重要」と書いたのですが、キーワードは「リラックス」です。

休む時間、余白の時間を取り、自分の好きなことをし、
なーんもしない、考えないことを自分に許す。
INFJにとっては重要なことなのではないかな、と思います。

ここまでがタイトルの「INFJは考えない方が上手くいく説」の話でした。


しかし、「そうは言っても考えちゃうよ😠」「具体的にはどうすりゃいいんだ〜!」という方もいらっしゃるかと思います。

では、実際にINFJが健康的に「考えない」を選択できるようにするためには、いったいどのような行動を取れば良いのでしょうか?

ここから先は、私の考える具体的な「INFJが『考えない』をするための方法」を書きます。
メンバーシップ限定となるので、まだ入っていないよ、気になるよ!という方はよかったら以下の記事もご覧ください。





ここから先は

1,968字

新スタンダードプラン

¥400 / 月
このメンバーシップの詳細

よかったらサポートお願いします。いただいたサポートは、次の文章を書くエネルギーに使わせていただきます。