特殊すぎるINFJの存在感
私たちINFJの存在って、人にどんな形で映ってるんだろう。
Twitter(Xなんてまだ言えない)で、フォロワーのアイコンが自分の周りに大小で並んだ「仲良し度ランキング」のようなものをたまに見かける。
こういうのを見ると、実際に人の中にもこうやって顔が並んだ「自分にとって存在感のある人ランキング」みたいなのがあるのかなーなんて意味も意義もなんにもないことを想像したりする。
きっと多くの場合、家族やパートナーが中心にデカデカと表示され、その周りを部活仲間や上司同僚、親しい友達なんかが中くらいの大きさで占め、さらにその周りにクラスメイトや他部署の人、昔の知り合い、親戚…などその他大勢が小さくちりばめられるのだろう。
意味も意義もなんにもないただの想像だが、せっかくここまで来たので、「私は周りの人たちにとってどこに位置するのかな?」と考えてしまったことを告白したところで、誰も叱る人はいないだろう。
そして残念なことに私を中くらいまでにしてくれる人はあまりいないだろうことはそこまで時間をかけなくても想像がついてチーンとなったので、本当に想像するだけ無駄であった。
ならば逆に、私の中のそれはどんな表示になってるの?と想像してみる。
パートナーと親友が中心に特大と大で並び、その周りに中くらいの大きさの他の友達や妹、親や祖父母がいる。さらにその周りにその他の小さな……
ん?
ここでその整列された架空のアイコン達の背景に、ぬぅっっと大きな影が現れた。
まるで上空から観察した海中の巨大クジラの影のような何か。
な、な、なんじゃこりゃ…
……よく見るとそれはここで出会ったINFJのみなさんではないか。
表面にはっきり見える大中のアイコン達は、実際に触れ合い、言葉を交わし、同じ空気を共有してきた人たち。
対してそのようなやりとりがなくても、確実に私の精神面に影響を与えた人たちが、他のアイコン達の整列など関係なくその背景にどっぷり潜り込み、ある意味圧倒的な存在感を放っているのだ。
しかも個体感はあまりないようで、はっきりと区別のつかない”何者かの集合体”が、まさに巨大クジラのように形を成して私の「存在感のある人ランキング」プレート上を悠々と泳いでいる。
その奇想天外な展開に
いや、どういうことwwwwww
と思いながらも、瞬時に納得感が得られたのも事実。
もちろん色々な人がいる前提で言うけれど、総合的に見ればINFJは誰かに直接何かをしたり、目に見える影響力を持つ人は少ない方かもしれない。
だから目に見えないことは重視しない人たちにはその存在感もうまく感じられないのかもしれない。
だけど、わかる人にはわかる、抽象的な存在感がINFJには確かにあって、
それは時に圧倒的な影響力を持つと私は思う。
よく見つめなければ見えなかった大きな影。包み込むようなもの。
気づくことができてよかった、と心から思った。
これは抽象的な何かだけ楽しむための文章。
意味も意義もなんにもない、ただの想像の話だ。
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