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ROYAL AGENTを設立した理由

こんにちは、今回はROYAL AGENTのなかの人ではなく、代表の長岡が書かせていただきます。
弊社の採用活動において、自社のことを発信してこなかったなと思い、改めてROYAL AGENTを設立した背景/理由について書かせていただきます。

私の経歴について

2008年に現リクルートキャリア(旧リクルートエージェント)に新卒で入社し、転職支援サービスにおいて新規事業に関わる営業や事業企画系の仕事をしていました。最もインパクトがあった仕事は南インドでの支社立ち上げでした。毎日カレーでした。
その後、リクルートがindeedを買収し、興味本位で日本法人の本社にお邪魔させていただいた際に、あぁ・・人材紹介はテクノロジーに淘汰されると強烈なインパクトを感じ、勢いで退職しました。
転職先も決めないまま退職だけ決めたのですが、偶然の出会いで、当時データサイエンティストという言葉が出始めた頃(AIブームの前)にデータサイエンティストだけの10名以下のエンジニア集団の会社に入りました。テーマは3年で上場、つまり最短上場を掲げており、それなら3年頑張ってみよう!と期限付きルールを決めてセールスの責任者として頑張りました。
手前味噌ながら、当時AIブームの黎明期から幻滅期まで、日本国内で誰よりも各企業のデータ活用の悩みを聞きに行き、ソリューションを提案した自信があります。
結果的に3年で上場・・ではなくM&Aとなりましたが、3年で事業売却となったタイミングでその会社を退職し、ROYAL AGENTを設立したという流れです。

何故テクノロジーに淘汰されると思った人材紹介を始めたのか

大きく理由は2つです。
1つは、データ活用×人材紹介には自分たちだからこその提供価値があると思ったからです。
設立当初はもちろん、現在もデータ活用領域は新しい産業のため職種定義もあいまいで、求人・求職者さん双方のニーズも言語化が難しくマッチングが困難な状況です。
そんな中で、職種定義を理解し、企業のデータ活用状況や特異性などを理解して転職支援サービスを提供することは高い提供価値があると思ったからです。

もう1つは、人材紹介にはAIに代替されないヒトだからこそ提供できる価値があると確信したからです。
よくヒトがAIに置き換えられる(人材紹介界隈ではAIによる最適なマッチング)といった言葉が聞かれます。
確かにヒトの作業がAIに置き換わる部分もあると思います。しかし、置き換わる/置き換わらないの基準は何かと考えると、ひろゆきじゃないですが「それってデータあるんですか?」という問いに集約されるのではと思います。
AIは過去の学習データから未来を予測しますが、その要因となっているものをデータ化しないとAIは学習できません。例えば人材紹介における意思決定の要因は無数にあり、それぞれを定量化し、重みづけするのはやってやれないことはないですが現実性に乏しいです。(表層的なマッチングやリコメンドは可能ですが・・)
また、機械とヒトの違いという観点もあります。
私はそのひとつに”ゆらぎ”があると思います。
ヒトは大事な意思決定をするときに合理的な判断をしない時があります。
なんとなく面白そうだと思ったから、情熱や行動に心動かされて、身近な人に〇〇と言われたから・・ このような理由で意思決定を繰り返しています。
さらに人材紹介業というものはマッチングする対象(求人と求職者さん)が絶えず変容しており、何かのきっかけに前提条件などが大きく変わったりします。
このように、人材紹介にはAIではできないところにコアな提供価値があると信じ、ROYAL AGENTで証明したいと思って事業を営んでいます。

人材紹介会社はAIに淘汰されるのか

では、最初にリクルート社を辞めた理由にあった「人材紹介会社はテクノロジーに淘汰されるのか」という問いは業界全体でどうなるのでしょうか。
現段階で、私は、オペレーティブになった人材紹介会社はヒトの介在する価値は極端に減り、淘汰されていくと考えています。
おそらくそういった環境で働いている方は既に感じているのではないでしょうか。
私が社会人になった2008年は人材紹介は人気業界のひとつでした。しかし、近年人材紹介業界では、いきすぎたKPI管理や機械的なマッチング、売上偏重でお客さんを顧みない行為、こういった負の側面に触れて業界を去る人も増えました。「大変そう」「ブラック」という声を聞くことも多くあります。
私は、人材紹介業は、採用企業・転職希望者・転職エージェントの三方良しが成り立つとても魅力的な仕事だと思いますし、思い入れがあります。
そのため、この業界をより良くしたいと思っています。業界を再び魅力あるものにするには、ヒトが介在する価値を再定義し、地道に利用していただく方々の「ありがとう」を積み重ねていくことが大事だと信じています。
そのモデルケースとなれるよう、これからもROYAL AGENTはヒトが介在する価値を体現し続けたいと考えています。