東京に行ってきた話。

かれこれ3週間くらい前ですかね。東京へ行ってきました。

コロナ以降、プライベートでは初めての東京行き(仕事上は何度か日帰りで東京出張があったけど)。
もともと実家が東京で、なおかつ母親が去年から少し体調を崩していて本当はちょいちょい帰省したかったんだけど、盆も正月も帰省できずに少し苛々としたりもしていたのでした。

当時(6月中旬)はぼくの住む宮城県は新規感染者数が1日数人レベルで落ち着いていたので、数百人単位の新規感染者が連日報道されている東京に行くことには、正直少し怖さもあり。
もちろん人口も検査母数もちがうから、「東京は100倍危ない」なんて単純計算が全く間違っていることは理解しているけれど。

今回「実家に帰る」という大義名分はあれど、それ以外の時間はほぼ水族館(油壺⇒葛西⇒ヨコハマ)で過ごすという完全にプライベートな理由(遊び)での東京行きだったので、「万が一これで仙台に戻ってからコロナ陽性になったりしたら、たぶんいろいろと面倒なことになるんだろうなぁ」なーんて想像して、ちょっと憂鬱になったりとか。
(なのでこのnoteも2週間以上経って、体調異常がないことを確認してから書いたりしています)

新幹線は行きも帰りもガラガラで安心できた。
東京駅やそこから乗り換えたJR・私鉄各線も、まぁまぁ通勤時間帯に重なった割には想像以上に空いていた。
水族館は(あとで詳しく書くけど)混雑を避けるようにスケジュールを組んだおかげで、どこも空いていて快適に過ごすことができた。
昼は水族館でひとりランチ、夜は駅ナカで美味しいもの買ってホテルでテイクアウト。ホテルの敷地内にコンビニもあったので大抵のものはそこで調達できた。

それでも2泊3日過ごしたら、最終日にはなんだかぐったり疲れていた(笑)。
電車の中で頑なにノーマスクな人だったり、駅前のベンチで横になってる、たぶんそこに住んでいる人(もちろんノーマスク)だったり、地元ではまず見かけない景色をちらほら目にして、それに心が慣れる前に2泊3日の遠征旅行は終わった、という感じ。
そういう景色に、自分の心が予想以上に敏感に反応するのがちょっと驚きだった。あれ、自分で思ってた以上に神経質になってるじゃん俺、みたいな。


東京遠征自体は、とても楽しかったです。

あと2か月ちょっとで閉館してしまう、京急油壺マリンパーク。
長い長いコロナ休館からようやく営業再開した葛西臨海水族園。
クラウドファンディングでいただいたチケットで、ほぼ貸切で楽しませてもらったヨコハマおもしろ水族館。

閉館前のラッシュで土日の混雑が予想された油壺は、平日に行くことにして正解だった。
コロナ対策で完全予約制の葛西臨海水族園は、週末だとは思えないくらい空いていて快適だった。
閉館後ナイトイベントで、ほぼ貸切(3組6人しかいなかった)のヨコハマおもしろ水族館は言わずもがな。
これ以上ないくらい「混雑ストレス」を回避して水族館巡りしてきました。どや!!(笑)

本当はあと何ヶ所か行きたい水族館もあったし、本屋やカメラ屋を巡りたかったし、新幹線に乗る前に熱帯魚店に寄って魚を連れて帰りたかったのだけれど。
こんな状況じゃなきゃ、毎晩誰かと飲みに行ってたんだろうけど。

コロナのなにが憎いって、この1年半くらいで大都市圏と地方との温度差や考え方の違いがくっきりはっきりしてしまったことが自分にとっては歯痒くて。(人生の半分を東京、残り半分を北海道&東北で暮らしてるので、どっちの立場も分かるっちゃ分かるんです)

それでも自分にとっては、自分の趣味領域を充実させるためには、年に何回かの東京行きはやっぱり必要だな~~、と思った東京遠征でした。

昨日7月9日、東京都には4回目の緊急事態宣言が出てしまいました。
また少し足を運びにくくなってしまったけど、そのうち、また遊びに行ける日まで。(さーて、油壺と葛西とヨコハマのブログ書かなきゃ!!!)

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