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あの日から1年が経ちました【奈良クラブ 観客数 水増し】

12月7日。
私にとって色んな意味で大切な日です。
この記事だけは丁寧に描きたいと思っていましたが、結局殴り書きになってしまいました。笑
でも、想いは詰まっているので良かったら読んでください😊

2019年12月07日(土)

この日、私は19歳の誕生日を迎えました。日付が変わってからたくさんの方からメッセージをいただいき、家族からもお祝いしてもらって……幸せルンルンな一日がスタートしました。しかし、あるTwitterの通知で幸せルンルンな気分はどこかに消えてしまいました。

奈良クラブからのプレゼント

中学3年生の頃から応援している大好きな奈良クラブからいただいた誕生日プレゼントは【観客動員数水増しのリリース】でした。

奈良クラブのTwitterが何かツイートをしたら通知が来るように設定しているのですが、この時の通知は身体中に衝撃が走りました。

ぶわーって自分の体の中に見えない何かが駆け巡ってる感じです。

そのリリースを受けてから心ここに在らずという感じで一日を過ごしました。

2019年12月8日(日)

観客動員数を水増ししていた事がリリースされた翌日には、ファン感謝デーが予定されていました。

選手と一緒にボウリングをするのですが、どんな顔をして行けばいいのか…。なにをどう楽しめばいいのか…。こんなにも楽しみじゃない、ワクワクドキドキしないファン感は初めてでした。

ボウリング大会をする前に、7日のリリースについての説明、報告会がありました。
いつもスタジアムで見ていたかっこいい矢部次郎さんが、疲れきった顔でげっそりコケっていたのがビックリしたのを覚えています。
集まったサポーターの中には小学生の子供が何人かいて、この歳でどんよりとしたなんとも言えないこの空気感を味わわせてしまっているこの状況が惨いなと感じました。
きっとその場にいた子たちは選手とのボウリングを楽しみにして来ていたはず。未来ある子供たちを守るのは、その子自身の周りにいる大人であって欲しいですね。

私はこの報告会で号泣でした。
ただただ悔しくて。なにか自分にできることは無かったのか。もっと友達を試合に呼べばよかった。ことが大きくなる前にもっと早い段階でブレーキをかけることはできたはず。けど、みんな集客のために色々動いて頑張ってきたよね。そこの頑張りは否定したくなかったです。

報告会の後のボウリング大会は、選手がめちゃくちゃ楽しませてくれたので、笑って楽しめました。選手のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。

PROJECT5000

これは絶対に忘れてはいけないプロジェクト。

PROJECT5000とは、J3への昇格条件の一つであるJFL4位以上及びホームゲーム観客動員数 年間3万人達成へ向け、11/10(日)のFC大阪戦で5,000人動員を目指すプロジェクトとして発足されました。

5000人を動員できたとなるとクラブ史上最多の観客動員数となります。その記録を塗り替えるためにも、J3参入のためにも、スタジアムで最高の雰囲気を作り出すためにも、たくさんの方々が動いてくださいました。

PROJECT5000の告知映像には様々な人の色んな想いが詰まっていると感じました。奈良クラブに携わる全ての方のためにも、何としてもこのプロジェクトは成功させたかったです。

試合当日のイベントも老若男女問わず楽しめるような、これまでに無いくらい豪華で盛りだくさんでした。

入場ゲートには長蛇の列ができていて、いつもの何倍も人がいて、イベントを楽しんでいる人がたくさんいて試合開始にはどれだけのお客さんが座っているのかワクワクでした。

その試合の観客動員数は 5,102 名。PROJECT5000が成功した嬉しさと、今まで感じたことの無い独特なスタジアムの雰囲気を感じ、喜びでいっぱいでした。

しかし、これも実際は成功してなかったと…。水増しした結果の数字が5,102名。けど、間違いなく過去最多と言えるような観客数でした。それをしっかりと実数で発表していたのなら、『PROJECT5000成功しなかったね。けど、こんなにも多くの人が来てくれた。絶対次に繋げようね。』って成功してないけど、しっかり前向きにはなれたはず。より多くの収穫があったはず。なのに水増しで全部台無しになっちゃった感じが悔しいね。
今更何を言ってもタラレバの話ですが…(笑)

友達もゴール裏に来てくれて、楽しんでくれてたみたいで良かった〜ってなってたのにね。

不祥事に対してのバッシング

観客動員数を水増ししたことにより、たくさんの人からバッシングを受けました。日本中のサッカーファンの方から。
私が応援しているクラブが悪いことをしました。なので、叩かれるのは仕方がないと思います。
しかし、中には選手個人や、サポーターに向けた心無い言葉もありました。
営業に回る選手も居るので、選手が謝罪をしなければならない場面もあったのでは無いでしょうか。
いつまで続くのか分からないSNSでのバッシング、とても辛かったです。

奈良クラブの話題性

このクラブは何かと注目を浴びることが多いです。

・ユニークなユニフォームのデザイン
・応援スタイル、サポーター
・天皇杯(vs名古屋グランパス)PKやり直し
林舞輝 GM就任 etc……

と、こんな感じで毎年何かしらの話題性があり、日本のサッカーファンのみなさんには名前が売れていきました。
いつも名前が売れていくだけで、なんだか地に足が着いていない感じ…
ここ数年で周りからの期待度は上がっているけど、奈良にいる人からは少しずつ遠くなっていくような…
と、毎試合のように観ている私は思います。

JFL 6年目のシーズンを終えて

私は中学3年生で奈良クラブを初観戦。奈良クラブがJFLに昇格して1年目のシーズンでした。
スタジアムは和気あいあいとしていて、ノリと勢いが凄かったです。私はすっとJリーグに上がれるようなチームだと思っていました。
それがどんどんと衰退していくような感じで、、、

良くなったところはもちろんあるんですけどね。どことなく身近な人を大切にできないクラブだなと感じています。

JFL1.2年目くらいは『奈良クラブでサッカーがしたい!』と言う声をめちゃくちゃ聞いていました。大学でサッカーをしている選手や、社会人でサッカーをしている選手から。
今は全然聞きませんね。それも寂しく思います。

JFLに長年所属していても力を吸い取られるばかりなので、早いこと上がらないとただでさえ無いお金が尽きるのではないでしょうか。と思いながらも、来シーズンでJFL7年目を迎えます。コールリーダーの雄大が学生の間のうちにJに行くつもりでした。行けると思っていました。来年から社会人でなかなか試合に来れないと思います。あの男泣きが見れなくなると思うと寂しいですね。

2020年2月に就任した浜田社長が新たなゲームモデルを作り、より良いクラブ創ると仰っているようなので、頑張ってもらいたいです。

20歳になりました

そんなこんなで、今日20歳の誕生日を迎えました。奈良クラブで出会った方は中学生で14.5歳の私を知っている方もいて、『もう20歳か…』と思われると思います(笑)
長年こんな私に付き合ってくださる方々がいて本当に幸せです。いつもありがとうございます。出会って間もない方もどんどん私と仲良くしてください!

20歳を超えると一瞬で老ける!と色んな人から言われたので、時間を大切にして、やりたいことをやり残さず、私らしく過ごしていきたいと思います。

20歳になった私のことも可愛がってください。
よろしくお願いします😊✌🏼

最後まで読んでくださってありがとうございます🙇‍♀️

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