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注射が怖い💉限局性恐怖症

タイトルの通り、私は昔から注射がめちゃくちゃ怖い。どのくらい怖いのかというと、mixiの「注射が怖い人集合」のコミュニティに入っていたほど。(わかる人は同世代)

冗談はさておき、注射が怖い上に血も苦手で、採血なんてもってのほか。実は血という文字を見るのも苦手で、今これを書きながらも若干体調を崩している感がある。

それでも人生で針を刺される場面は何度もあって、健康診断のときは腕が震えて固定ができないから、いつもベッドで対応してもらっていた。「大人になったら克服できるよ」なんて言われたこともあったけれど、克服するどころか恐怖は増すばかり。

何が言いたいかというと、とにかく注射が怖い。

前置きが長くなってしまったけど、なぜ今この話をするのか。それは、ここにきて注射と向き合わなければならなくなったからだ。

ワクチン

実は私、ここ10年近く健康診断を受けておらず、なんとか全ての針を避けていた。だからこそ、余計に恐怖心や苦手意識が高まっていたと思う。

そんな中でのコロナ禍。ワクチン接種が本格的に始まったため、注射のことを考えなければならない状況になってしまった。(※2020年頃の話)

ただ、いろいろなことを考慮したら接種しない選択肢はないと思っていたし、仕方のないことだと腹を括っていた。でも一番怖いことに自らの意思で向かっていくのは簡単ではなく、予約に踏み切るまでも相当悩んだ。

結局予約はできたものの、日に日に接種への恐怖は高まるばかり。最終的にワクチンはなんとかなった。が、いろいろあってかなり大変だった。その日のこともいつか書きたい。

この怖さを感じる理由、じつはかなり前に調べて知っていた。ただ、きちんと誰かに話したことがなかったので、ここで改めて誰かに聞いてほしい。

恐怖症

注射にとてつもない恐怖を感じる理由は「限局性恐怖症」と呼ばれる恐怖症によるもの。だと思う。診断してもらったわけではないけれど、調べた限り症状が当てはまりすぎるので、たぶんそう。絶対そう。

この恐怖症は、ある特定の場面や物などに対して強い恐怖感を抱く、というのが特徴で、高所恐怖症もこの一種だ。私のように注射や血が怖いと感じる人もいれば、特定の虫(クモとかGとか)や雷、病気などが怖いと感じる人もいて、さまざまなものが恐怖の対象になるらしい。

ちなみにここまで怖い怖いと言いつつ、何が起こるか書いていなかったけれど、具体的な症状としてはこんな感じ↓

・コントロールの出来ない強い不安、恐怖感
・動悸
・発汗
・呼吸が速く、息が苦しくなる
・吐き気
・体の痺れ
・胸が締め付けられるような不快感
・気が遠くなる

引用元:「注射恐怖症」とは…注射が怖くて動悸・吐き気も

私はこのすべての症状を経験したことがある。キツい。というわけで、私の「注射怖い」も、きちんと認められている恐怖症なのだ。

ちなみにこの恐怖症を克服するためには、基本的に慣れるしかないらしい。詰んでいる。

怖いものは怖い

改めて調べてみて、世の中にはいろいろなものに対して怖くて震えている人がたくさんいるとわかり、少し安心した。

まぁ知ったところで怖いものは怖いのだけど。ただ、怖いと誰かに言うだけで少し心が楽になるのかなとは思う。私もSNSで怖い怖いと言っていたらいろんな人が声かけてくれて、ちょっとだけ勇気が出た。ありがとう。

最近は胃腸の不調を調べるために、注射が必要な胃カメラと大腸カメラの検査にも踏み切ることができた。その様子はまたどこかで。

あーあ、もっともっと医療が発達して、知らないうちに刺されてました〜みたいになってくれたらいいのにな。頭のいい人、ぜひよろしくお願いします。

またね

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