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何年も書き溜めていた詞や作品を紹介。 過去のもの。
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2018年5月の記事一覧

“僕の過去への旅”

“僕の過去への旅”

そこにはつねに淋しさがあって
取り残されたような感覚
でも空は見守ってくれていた
僕は音楽を通して人の心を知ろうとした
変わり者と呼ばれても、我が道を貫いた
今思えば大切な人たちに守られていた
絶望を知ったが、まだ何も始まってはいなかった

何年もかかってここまでやって来た
心から大切なものを見つけたとき
すべてはつながり、救われた
孤独は決して悪いものではなく
必要なものなのだ

(※ある人から

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“pink sky”

“pink sky”

目の前には幸せな空が広がる
どこまでも続くピンク色
ずっと続けばいい 永遠に
一人の時間が至福なとき
人は心の中で幸福を創る
人は心の中で穏やかな死を望む

“星束”

きっと感情を失った者たちの
悲しみでできたのだろう
恐ろしいほど美しい

きれいな理由のように
すべてが包まれて

(※かなり初期のころ、恐らく高校生のときに書いた詞。)

無題

無題

大空を越えて僕は旅立つ
こんなに心地よい風は初めてだ
まるで神の愛を得た気分

全てが終わり、虚しさも消え
僕はむしろ幸福感に満たされ
完璧な気分

これ以上失うものなんて何もない
やっと自由になれたんだ
きっとこれでよかったんだ

孤独な世界から抜け出した
僕は羽ばたいている
温かさも冷たさも感じない

     

    僕は幸せだったんだと最期に気づく
    僕は愛されていたんだ・・・ 

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“EVILOVE”

“EVILOVE”

それは安定感をもたらし、時にひどく傷つける
深く迷い込む、出口のない永遠の迷路
それは幸か不幸か? 
それは時に恐ろしく、人々を破滅させる

人々から自由を奪う
人々から時間を奪う
人々から自立を奪う
人々から創造力を奪う

孤独こそが美徳

(※辛い恋愛をしていたころに書いたもの)