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こんな時だから

外出もなかなかできず、企画していたイベントが4月は全て延期になり、出演者さんとの連絡のやり取りや、会場側との打ち合わせ、スタッフとの細かな擦り合わせなど、普段イベント前に「やるコト」が見事に全てなくなったので、一気に時間ができました。

おかげで全く更新していなかったブログを書く時間が作れそうです。

以前はnoteではなく、ライブドアブログに記事を書いていました。文章や構成なども下手くそですが、下手くそなりに尊敬する方々へのインタビュー記事を魂込めて書いていたつもりです。

ブログは、僕の原点です。

2015年、27歳。

人生について悩んでいた僕は図書館で引きこもり、自分と向き合う時間に全てを充てていました。そこで見えてきたモノは、"今の自分には何もない"、"積み重ねてきたコトが何もない"という受け入れづらい現実。

27歳、"俺は出来るんだぜプライド"がとても高かったせいか、ショックは大きかったです。

それをまず"認める"という作業はとてつもなく辛かった記憶があります。図書館でノートに今までの過去の出来事や、逃げてきたシーンを涙ぐみながら書き連ねていました笑。周りの受験生からしたら「ナンダこいつ?」です。

なんとか弱い自分を認めることができて、さぁ今の自分には何ができる?何がしたいんだ?と考えた時に、まず大好きな野球で人を喜ばせたい野球の魅力をいろんな角度から発信したいという想いが、強く出てきました。

当時、ホリエモンこと堀江貴文さんの「何もない自分に小さな1を足していく」という言葉がズドーンと響いて、じゃあまずはブログを始めてみよう!とすんなり行動に変えることができました。※このブログは野球ブログで、上記のブログとは別物です。

順調に毎日記事を更新してPV数も上がっていった半年後、ある想いが込み上げます。

「PV数増えても、喜んでいる人の顔が見えない」

ブログですし、"反応は数字で見るもの"なのかもしれませんが、当時の僕には不安感であったり、何か物足りなさを感じていました。

(ということは、イベントをやればお客さんの反応がダイレクトに見えるから、イベントをやれば良いんだ!)

という、とんでもなく浅い考えを頼りにイベントの開催を決めました。27歳、イベント開催経験ゼロの男です。

一緒に開催してくれる仲間と打ち合わせを重ね、ゲストで元プロ野球選手を呼びたいよね!という話になり、じゃあ「呼ぼう」と決めて、早速企画書を作り、某元プロ野球選手の事務所へメールを送りました。

1週間後、答えはOK。

もちろん泣きました。「出演OK」という返信は、実家で朝読んだメールだったのですが、ちょうど眩しい日差しが部屋に入ってきて、それが"希望の光"みたいに感じた記憶があります。嘘のような本当の話です。すいません..

ここから全てが変わっていったように感じます。

5年前のあの日、「出演NG」という返事が来ていたら、今頃僕は何をしていたんだろう..と今でも考えることがあります。

つくづく感謝です。

原点に帰る時間は、大切なことを思い出させてくれます。文字に起こす作業は、多くの思考を巡らせて、一つひとつピタリとハマる言葉を絞り出し、カタチに変えていくモノ。

書いている途中に、思い出させてくれる言葉があったり、新しい発見があったり、自分とゆっくり向き合えたり、僕にとっての最高のアウトプットがこのブログだなぁとつくづく感じています。(久しぶりに書いてスッキリした気持ちになってます)

"ZOOM呑み会"(セキュリティは大丈夫なのかな)が流行りそうなご時世ですが、「ブログや日記で想いを綴る」という時間もなかなかオススメです。

さて、現実に戻って。

イベント会社はどう舵を切りましょう。笑

何はともあれ、ポジティブにいきます。


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