外来検診日 再び…
先日の検診から一週間ちょっとでの外来となりました。
さて、どのくらい白血球が上がっているのかな、と思ったら…200しか増えてなかった(・・;)
え?2500???
先生の話では、強い薬を何回も使って叩かれ過ぎた幹細胞がヘタれるのはよくあることで、もう少しまてば白血球の数値があがるかもしれないけど、血小板、赤血球のもととなる数値が頭打ちな感じで、これ以上あがるのは微妙な感じらしく、まだ骨髓の中に白血病細胞が残ってた場合、こういうタイミングで動き出す可能性もあるのであまり待つこともできないとのこと…。
なので白血球の数値は満たしてないけど治療に入ることになりました。
さて28日の入院にするか、9月に入ってからの入院にするか…入院費の問題もあるので先生に相談すると、一日の入院費がいくらくらいになるのか問い合わせてくれたり(あ~忙しいのに先生スミマセン)病気のことやらなんやら色々な話をして9月4日の入院ということになりました。
そしてその後処置室にてお決まりのマルク…(-_-;) ※1
今日の採取は右かな~左かな~と思っていたら、主治医の先生、やっぱり腰痛のある左を選ぶのよね( ;∀;)
ご本人は意識してないんでしょうが、カテーテルも痛い血管選ぶし、マルクもやってほしくない方を選ぶのよね。←サドだから…と密かに思ってる(笑)
これで下手くそだったら(笑)右にしてもらうんだけど、これまでの2回の採取はあまり痛くなくて済んでるので黙って麻酔をしてもらいました。
一回目の麻酔はあまり痛くなかったんだけど、二回目は見事に腰痛のとこにズコッと…^^;
「あ、先生、そこ腰痛が…」(;_;)
「ああ、腰痛があるんだね…」と言いながらさらに麻酔を入れる。これ以上入らないなぁ~とか言いながら次にマルク。
ゴリッ…と音がきこえるのよね。
「二回引きます」と言われてすぐに終了しました。
やっぱりこの先生だとあんまり痛くないのよね。
これまで5回骨髓を採ったけど、前の主治医の先生のときは2回とも痛すぎて泣きを入れた。
麻酔が効かないときもあったりして堪忍してぇ~ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー って感じでした(笑)
治療をはじめてから、この骨髓の検査で白血病細胞がみられたのは、地固め1に入る前に採取したときの1%未満だけで、あとの検査では0%なんだけど地固めを3回まではする。
地固め2のとき先生に「0でも抗がん剤の治療をするんですか?」 と聞いたら数値的には0でも目に見えないところには残っている可能性があるし、白血病細胞が一つでも残っていれば数カ月後には再発するとのこと。
ここからの治療は、数値にもあらわれない目に見えない世界のことで、白血病細胞があるのか無いのか…正直誰にもわからない。
けど必要とされてる3回の地固めまでをしなければ、再発のリスクは高まるのだそうです。
もちろん地固めを2回しか受けなくても再発しない人はいる…でも寛解すると治ったような気になって受けなくて再発する人のが多いらしい(私も1回目が終わったら治ったような気になってた^^;)
もちろん3回地固めを受けても再発する人もいる。
まぁ私の体内に白血病細胞があってもなくても再発のリスクを考えれば、この3回目の治療は受けなければならないということなのよね。
これはある意味、白血病細胞のない正常な身体に抗がん剤を投与するようなものだともいえる。抗がん剤は皮膚に触れたらを皮膚を壊死させるほどの強い薬でその副作用はどこにどう出るかわからないし、当然身体への負担も大きい。中には治療に耐えられなくて亡くなる人もいる。
つまり次の治療を受けても受けなくても、命に関わる大きなリスクがあることには変わりない(やっぱりこの病気は常に生きるか死ぬか五分五分なんだわよね)
でも私の病気のタイプM2(t8:21)については自分でも調べてみて、このシタラビン大量投与(キロサイド)のことはある程度理解できてるし、個人的にこの4クールの治療を全部受けることは、ある意味一つの壁を乗り越えることになると考えているので、次の治療はこれまで以上に明るく前向きに受けようと考えております。
だってもうここまで来たらなるようにしかならないので、避けることや逃げることだけはしたくないです…(^O^;)
Kyrie
※1 マルクとは骨髄穿刺のことなんだけど、最初なんでマルクというかわからなくて先生に聞いてみたらやっぱり知らなかった(゚∀゚)
調べてみたらドイツ語で骨髓のことをクノッヘン・マルク(knoche mark)といい、略してマルク(髄)=骨髄穿刺のことを言ってるそうです。
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