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友達の君へ

今回はある友達の話をしようと思う。

出会いは約2年前、インスタだった。
最初はDMで少し話しをしたりLINEを交換して電話もしたけどしばらくして話さなくなった。

でも、今年に入って急に連絡を取り合うようになって電話も頻繁にするようになった。
自分でも驚く程に。
何がきっかけだったのかは覚えていない。
それほど今が濃すぎるんだろう。

私はこの子に、ある友達の事を相談した。
私の性格上、何よりも友達が大切だから
距離を置かれたり蔑ろにされると凹んでしまう。
この事を相談すると「寂しいんだね」と寄り添ってくれた。

周囲の人にも相談した。
すると反応が違かった。
「気にしすぎ」「そんなのほっておいたらいい」
「気にするだけ時間の無駄」
言いたいことは言えず、すぐに話を切り上げられてしまった。
自分の性格が良くないんだと思って悲しかった。

別の日、また友達に相談をした。
友達の事もそうだけど、自分の性格の事も話した。
最後まで話を聞いてくれて、言ってくれた言葉が

「その性格は強みだよ。そこまで友達を大切に出来るのは本当に凄いこと。私には真似出来ない。」

この一言で私は救われた。

この子からしたら、私が友達とどうなろうと関係ないしどうでもいいと思う。
でも、私が悩んでいるという理由だけでいつも話を聞いてくれて辿り着く答えが毎回同じでも嫌な顔をひとつもしない。
私よりも私の事で悩んでくれるそんな友達想いの温かい君が大好きです。

私と出逢ってくれてありがとう。

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