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猫の短歌

私は猫が好きなので、猫の短歌なら無限に作れる。
試しに幾つか詠んでみよう。

目の横の ラインが素敵ね 頬にもある
額のM字も 全てが芸術

家猫の 耳の先やら 肉球の
間の毛すらも 結局要るやつ

お腹の毛 触りたいけど シバかれる
シバかれたいから 全然触れる

四つ足で 立っている猫の ルーズスキン
タプタプタプタプ タプリタプタプ

大概の 猫には寝相の 癖がある
肘掛け枕に 片手を突き出し

帰宅して リビングの戸を 開けた途端
始まる詰問 幸せの時間

おめぇこの 太い胴体で どうすんだ
まるでハイエース ご飯あげすぎ

しゃがみ込み 腕を突き出して 手をグーに
鼻先に差し出し チェックを受けます

撫でる際 イチオシなのが 耳の後ろ
語彙力消し飛ばす フヮッフヮの楽園

死ぬ時は 全身にマタタビ 塗りたくり
集く猫たちの 圧力で逝きたい

猫飼いたいわマジで……。
1人暮らしで猫飼いだしたら終わり、って言うけど、そんなん関係無いわ。それで終わるんなら終わってもいい。どうせこんな命、お猫様の尊さには遠く及ばないんだから。全然いい。全然いい。

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