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飲まなきゃその明日すらもねぇんだよ

これを書くにあたって、どこから始めたものかと考えあぐねてとりあえず飲もうと酒を飲みながら書いている。

別にむつかしいことを述べるつもりはないし、なにかを考察するわけでもない。ただ個人的に、ごくごく個人的に悩んでいるというか、迷っているというか、そういうことを書きたくてパソコンの前に座っているんだけど、さて、どう切り出したらいいものか。

とりあえず結論から書いてしまおう。僕は「老い」を感じている。感性が鈍っているとでもいうのか、感覚が古いなあと自覚することが多くなった。

年齢で言えば今年33歳。お兄さんというには歳を取っているし、おじさんというには若い。……気がする。もうおじさんなのかな?感覚的にはもう40を超えている。これはまずい。いまも必死にAdoを流して若くあろうとしている(つもり)なんだけれど。

ほんとに、つい最近までおっさんに憧れて、早く歳を取りたいと思ってたのに、この数日で歳を取るのが怖くなった。

とはいえ黙ってても歳は取るものだから、せめて感覚だけは若くありたい。

(ここで煙草を吸いに行く)

なんかいま、頭の中ではいろんなアイデアの欠片がゲロみたいにごっちゃになって収集がつかない状態。それをどうにか交通整理してうんとこさと文章にしてる感じ。

You TubeとかTik Tokとか見てると若くして成功してる人たちがいっぱいで、別にそれに焦ったり妬んだりはしないんだけど、素直に応援したい気持ちなんだけど、なんだろうなあ、ここが言葉にしづらいところ。高校生、大学生のころに戻りたいとか、そういう話でもなく、とにかくもどかしさがある。

同じ土俵で戦う気はないし、なんだろうなあ、ダメだ、酔ってても出てこない。

(ここで熟考)

あ、わかった。僕も表現がしたいんだ。でもできないもどかしさ。で、ぼうっとしているうちに時代はどんどん進んでいって、孤立するのが怖いんだ。

僕がなにかを表現するとしたら?やっぱり文章だろう。なにかを創るとしたら?小説だろう。

ああ、答えは簡単だった。僕は小説を書きたいけど書けないことに苦しんでいたんだ。

自分の過去の経験や持病のことをネタにすれば、とこのnoteでも書いてみたけど、「ぼくちゃん、こんなに可哀想な思いをしたんだよ?」みたいな感じになっちゃって、それが気に食わなくて、経験が武器にならないならなにがある?と考えたときになーんにもなかったんだよね。ゼロから創造するセンスがまるでない。

作家になるという夢が、いつの間にか「それでも自分は小説書いてるから」っていう言い訳に変わっていて、Amazonで出版したりして。そんな現状がたまらなく嫌なんだろうな。

でもまあ、ここでむつかしいことを考えるまでもなく、どうせ無職なんだしせいぜい必死にもがいてアイデアひねり出して小説書けばいいだけの話なんだよね。書いて、公募に送って。その繰り返し。ただそれだけ。それでいい。

10代のころから20代は小説のために人生を捨てようとあえて自分から人生失敗してきた。30代になったらそれが糧になっていい小説が書けると信じて。でもいざ30代になると思いの外精神的なダメージがでかくて立ち直るのに時間がかかっている。その焦りなんだな。

感覚が古くなるという感じもそれで、このまま化石になったら小説が書けなくなるっていう危機感というか恐怖心というか。

焦ってるけど、焦らないで、でも必死こいて小説を書こうという結論に至りました。

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