生き方の解

0. はじめに

この文は、生き方の正解を知りたい、と思ったことがある人へ向けて書きます。まず、逃げになりますが、ぶっちゃけ正解が固定されているという考え自体が傲慢なものだと考えています。その上で、少なくとも自分は、正解を知りたいと思いながら生きてきて、誰かが共有してくれればなと思ったこともあり、"こういう風にすれば"という自分的な正解が見つかりつつある(終着点かもしれない)ので共有することにしました。また、以前のnoteアカウント(現在は削除しています)で同じ様なメモ書きを残したので、そちらを見た方ももしかしたらいるかもしれませんが、より分かりやすく書いたつもりですので、是非読んで頂ければと思います。

1. 10解とシチュエーション

まず、自分の軸として持っておきたい要素(抽象概念)を10のカテゴリの中から選びます。(または自然と選ばれている場合もあります。)2つずつ対になっていて5項目あり、それぞれ前者が前向きなもの、後者が後ろ向きなものとなっています。選ぶ項目はいくつでも良いですが、自分のキャパシティを考えつつできるだけ多くの項目が選べると良いかなと思います。それが必要である理由を述べた補足もつけてみました。

①気持ち⇔情・プライド
特に敬う気持ち(人に対する敬う気持ちより物に対する敬う気持ちの方が複雑ではない)を持つ事と無感情であることは人間関係を円滑にする事が多いです。情とプライドについては、他者と自分との吟味が大切になってきます。

②目的⇔善悪
特に安楽(安心・安全・楽しさ・気楽さ等)を求めるため、もしくは願望を叶えるための2択があります。善悪観念については、善意か悪意で生まれつきどちらかが強いか、もしくは両性具有の3択があり、善意または悪意どちらからアプローチするか、どちらに寄せるべきかは人間関係をだいぶ左右します。(私の別記事の、深夜にダーッと書いた物というタイトルのもので、善意と悪意を深掘りして現時点での結論を出しているので、気になったらそちらも読んでみて下さい。)
この①.②は意識が引っ張られるものです。

③役割⇔個
役割については、集団(自分の逃げ場としても)に心からついていって気持ちを満たしていく場合と不本意だけど役割を請け負う場合があります。個については、役割、格差と強い関連のある要素なのですが、主張するとなると周りとの吟味が必要不可欠になります。

④格差⇔平等
格差に関しては、自分の利を考えた場合のみを指します。また、平等というのは究極を言えば量産ロボット的であり、相手の能力を認めない事と紙一重であるため、また、格差として不利な状況がある時に、環境は変わるものと捉えた時の機会として平等性のある環境を作る、身を置こうとするなどがベストです。

⑤未開⇔先人
人間は未来へどのように進んでいるのか、と考えるときに生き物や事物が進化している事実があります。また、先人によってもたらされた前時代に比べての清潔さ、暮らしの豊かさを維持する、より良くするのも生きる糧になり得るのかなと考えています。

③.④.⑤については意識の支えとなるものです
この10カテゴリに分類される要素は自分・他人に関わらず、認識しても良いですし、拒絶してもよいです。意識の角に置いてコントロールできるのが理想です。基本は長続きさせようと思わない方が良いです。休むことも大切です。手段、必要性のある場合(能力を伸ばす際)に意識してみて下さい。また、平たく言うとエゴですので、ひけらかされるものではなく、抜けきった時に周囲に還元されます。そして、周囲に幸せがもたらされるようになってます(場合によっては強みになります)

2.反応・対応

ここでは、人間における自然発生的な反応とそれに対する対応の仕方を記していきます。

まず、先程述べた前向きな要素のうちの、気持ちと目的意識は、それぞれ軸にしてる者同士が対立構造になりがちです。これは事実というものが大きく関与していて、それぞれ起因する事実が違うと大きく食い違いが起こるからです。

また、欲というものも人間は自然発生します。これはどこかで解消させなければならず、増幅させるのは危険な要素です。下には外包された時の嫌われやすさ順で解説、対応を書いていきます。内包されればされるほど、自分に向けられる感情がより良いものになります。

①傲慢 自分が1番であるという欲
②憤怒 理由と効果が大切、人に合わせて外包すると良い、アンガーマネジメントというリスク管理法もある。
③嫉妬 要所で伝える・発散
④怠惰 程度を考える
⑤強欲 要所で発散
⑥暴食 気持ち次第で発散
⑦色欲 気持ち次第で発散

正直③〜⑦の順序は人によりますが、①と②の順序は確実かなと思います。

以上を踏まえた上で、支えとなる前向きな要素から、向いている生き方を考えてみたら以下のようになりました。

役割軸→普遍性に富んだ人

格差軸→厳格・厳密性に富んだ人(政治・医療・生活基盤系)

未開軸→離脱者や抜きん出ている人

それぞれの軸は社会において全て必要であり、拡大・縮小されていて、どれかの軸が乱用される・乱立するとその社会が崩壊してしまいます。そのため、強制・訴求・許可のバランスによってコミュニティが成り立つようになっています。

生きているうちにどこかで、3軸のうちどれかを経験(理解ではなく経験)できると良いのかなと思いました。ただし、気持ちを間違ってしまうと本人が窮地に追い込まれます。

3.希望

最後に、希望的観測を羅列して締めたいと思います。

・立場の認識を持つ、感性、価値観の近い仲間を持てる事
・やったものは忘れた頃に思いもよらないところから返ってくる・反動があるということ
・被害者意識が生む加害者(自己も他者も)
・本当に優しい人だと相手を信じていたら、自分を大切にして欲しいと思うはず・信じる事の本当の意味
・子供の世界が未来の縮図・進化



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