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単位は取りすぎるし、待ち合わせには早く着きすぎる

まるまる全部をオンライン講義で済ませた大学4年前期の成績が今日発表された。
結論から言うとあと卒論さえ出せば卒業が可能な状態になった。

単位、取りすぎた。

私の通っている大学は卒業するために120単位+卒論が必要で、各年度に履修できる上限は40単位。わかりやすく言うと、3年生まで上限ぴったり問題なく単位が取れれば卒業要件達成。2単位落としたから来年42単位取るとかできないので、落とした分のツケが4年に回ってくるシステム。

私は1年で10単位落とした。4年で10単位取らねばならない。

そのタイミングでオンライン授業である。どうやって成績つけるのかわからない。去年までと比べて単位が取りやすいのか、はたまた取りづらいのか。

そこで私が登録した時間割がこちらです。

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1年生かな?

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総単位数:30単位

なんで?

まあこの30単位には卒論の8単位も含まれてるのだけど、それにしても22単位。必要単位数の倍以上。これがとんとん拍子で全部修得できた。

そもそも単位に取りすぎなんてないし、本当の意味で学ぶために学業に真剣に向き合っている人からしたらこんなこと言ってる時点でちゃんちゃらおかしいのはわかっているのだが、そういうことではないのである。私はそんなレベルの人間ではないのである。4年頭の時点の私は焦っていた。いくら友達から人生を舐めプしていると評されていようが、私はもう1年ここに籍を置いてもいいかなと思えるほど大学に愛着もなければ金もなかった。

なので、なんとなく講義名を見てもらえばわかるかもしれないが「到底4年向けではない、単位を揃えるためだけに登録した講義」がいくつも並んでいる。実際に単位が取れてしまえば、大した意欲もなくオンライン講義にログインだけして風呂に入るような最悪な態度を取っていた学生のレポートを採点した教授には頭を下げて回りたい気持ちでいっぱいだが、4月の私はそんなことすら考えられないほどビビり散らしていたのだ。

何かに挑戦して明確に失敗したときよりも、こういうときの方がなんか凹んでしまう。常日頃から生活がヘタだという自覚は大いにあるのだけど、その全ては「要領が悪い」に帰結する。

たとえば私は待ち合わせにほとんど遅刻しない。

それだけ書けば誠実ないい奴に見えるのだが、反対に1時間前倒しで到着することがざらにある。約束の相手が5分遅刻したとしても私は1時間5分待っているので1時間5分待たされた顔をする。1時間5分相当の機嫌の損ね方をされた相手からすれば、当然怒りが割りに合わないことだろう。

13時に待ち合わせしているとしたら、12時45分から13時までに到着できる人間が最も優秀だ。12時に着いて1時間分他人を憎むのは、あまりに不健康である。

でも私は12時45分着の電車に乗れない。電車が遅れる気がして12時30分着の電車に乗ろうと駅に向かい、駅に着くのが早すぎて予定を繰り上げた電車に乗って、大概の場合電車は寸分も遅れず12時に目的地に着く。その上、こういう人間はその1時間でカフェに入って何かを生み出そうとか考えない。なんとなく相手が到着したときに待ち合わせ場所にいないと悪いような気がして、立ったままスマートフォンを触り続けてしまう。

なんとも要領が悪い。

だから要領が悪い代わりに、他人の遅刻とか全部許す。機嫌は悪くなるけど、まあなんだかんだで最終的に許す。そういうルールでやっているので、登録しちゃった後期の授業はきっと全部サボる。

読んでくれてありがとうね