見出し画像

【自分歴史】短大生編②

遊ぼ呆けていた短大生活も残りわずか。部活動も引退し、いよいよ就職活動をせざるを得ない状況になりました。


前回記載した通り、あまりにも就活しなかったために、ついに学生課から直接連絡があり「いいかげんにしろ」と怒られたので、渋々活動開始です。


いくつか候補を出してもらい(この時点でいかに自分が社会に出て働くという意識がなかったかがおわかりだと思います)、運動部だったということで

①大手スポーツメーカーの事務員
②学校の学生課契約社員(部活したいだけ)
③現在のフィットネスクラブ

の3つを候補に出してもらい、言われた通りに面接を受けることにしました。①の大手メーカーは最終まで進んだものの、雰囲気があまり好きではなかったので落ちてよかったな、と思ってました。②はそもそも周り皆も反対するくらいお給料も少なく、2年契約が終われば継続はないと決まっていたこともありヤル気がなく落選。③のフィットネスクラブは、必要書類の郵送をすっかり忘れていたにもかかわらず、なぜが最終選考まで残って内定をもらうまでいけたので、その時点で「就活終わり!」となってパタリと活動しなくなりました。


今にして思えば、就職するために「どんな企業なのか」を全く調べもせず、ただ「運動してたので」という理由だけで面接に臨み、結果採用されたことが不思議でなりません。今の私が面接官なら速攻で落としてます。笑


昔、当時面接してくれた経営陣に「なぜ私はあそこまでポンコツだったのに受かったのか」と聞いたことがありますが、その時の返答は「君が一番生意気そうだったから」でした。


なんだかんだとスンナリ就職も決まり、卒業までの期間にアルバイトとして初めてフィットネスクラブに足を踏み入れます。(ここで初めて店舗を知る時点で舐め腐ってます)


「フィットネスクラブ」

未知の世界でした。スポーツとは違う。でもカラダを動かすということに特化しながらも、エンターテイメントとしての一面もあり、華やかに見えながら人間臭い。なんとも不思議な場所だなぁ。というのが第一印象。

この業界なら先がある!とか、この業種にあこがれて!が全くない私は、日々教えてもらうことが知らないことばかりで、自分の無知さに恥ずかしい思いもたくさんしましたが、自分の糧になっていると思います。

接客も初めてのことがたくさんで、うまくいかないことの方が多かったです。お客さんを怒らせることもたくさんありましたし、理不尽さに嫌気がさしたり、距離感がわからなくて迷惑をかけたこともあります。

でも、結果として「きちんと挨拶する」という基礎の基礎はここから始まってます。よく、「女性で支店長なんて、すごいですね」と言われることがありますが、真剣にちゃんと挨拶していれば、周りが見えるようになって視野が広がるので、いろんなことに気づくし、自分の無知を既知に変えるチャンスがゴロゴロ転がってます。

単純なことですが、新人のときや経験値がないときには、教えてもらった事を実直に行うことで信頼度はぐっと増します。これは中学、高校でも学んだことですが、とりあえずやってみせる姿勢は、自分より経験値のある人たちからの評価を得やすいのです。ここでベースをつくっておけば、あとはトントンと進みます。よく聞くのが、入社してすぐに「ここを改善すべきである」と勢いをもって進めようとするスタッフがいますが、これはあくまで「色んなベースがある前提」なのです。例えば、ハーバードを主席で合格し、自分でも学生時代から企業していて、それが成功している場合。これだけで「ちょっと話聞いてみよう」となります。(いい悪いは別)


ですが、地元フィットネスクラブに入社する人間にそんな人はほとんどいません。むしろそんな人が来たら採用しないと思います。


結果として、迅速にまずやる、という行動を起こしていった結果、ある程度のベースが出来上がってきました。心理として、さっそくやってる人を見ると応援したくなるものです。そして私は露骨にアピールしてました。接客を高めようと上司が指示すれば、それらしい著書をわざとらしくデスクに置いてみたり。笑

やってまっせ~という姿勢を見せることも重要です。

表裏一体として、表も裏もどちらも頑張るのです。でも、どっちも100%はしんどいので、たまに力を抜きます。手は抜きたくない。

このあたりで、短大時代に本能のまま遊びつくしていた経験が「あのときやりたいことを本当にそのままやってきたし、ここは頑張りどころだな」と自分に言い聞かせていたのも事実です。なので、私は遊べるときは全力目いっぱい遊びつくすことをお勧めします。


社会人とは何か、などと偉そうな事は言えませんが、社会貢献云々の前に、目の前に居る人を「いかに楽させるか」を意識すると、自分でやる仕事量がわかるようになります。ただし、ひっそりやるのです。表立ってやると「楽したい」奴らが群がってきますから、表面での努力をしっかり主張します。


短大を卒業して3年ほどが経過した時の状況を振り返りましたが、どこかまだ学生気分が抜けきらないままだったのも覚えてます。(朝まで飲み歩く、とか平気でしてましたね…)


ちょっとかぶってしまいましたが、次回は社会人編です。


ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?