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あなたのクラリネットの音色はきれい|いつもきれいに吹くために

みんな、「音色が良くなりたいです」と相談に来る。

そもそも、あなたの音色は良くないのか?

自分の音色をうまく魅せることができないから、「音色が良くない」と感じたり、評価されたりしてしまったりしているのではないでしょうか?

練習とは「持っている音色を最大限に美しく聴かせる」訓練なのではないか?と思います。



中学校にレッスンに行ったときに感じたことです。
吹き慣れている音(例えば実音Bの音)をロングトーンしているときはみんなきれいな音色で吹けています
しかし、曲になった途端に、キャっとリードミスをしたり、音色が崩れたりなんだかうまく吹けていない。これはなぜでしょうか?

あなたの音色はきれい。だとしたら、どうして曲を演奏するときにそれが発揮できないのでしょうか?

このコラムでは、曲を吹くときにも、きれいな音色でメロディを奏でられるようになるために必要な考え方と練習方法を提案していきます。

音色は何で決まる?


音色が保てなくなる原因は単純!

音色は、ほとんど道具・息・アンブシュアで決まります。

このコラムでは、【今持っている道具、身体で最大限のパフォーマンスをする】という視点で音色を改善していく方法を紹介していきます。

音色が崩れてしまう。言い換えると、音色が保てなくなってしまう原因は、大きく分けて2つ。「息の流れ」「アンブシュア」のどちらかでしょう。(少しだけ指も)

ではいったい、クラリネットを演奏するときの息とアンブシュアはどうあるべきであるのか考えていきましょう。(指のことも後で触れますね)

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