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文化財を守りたい

本日1/26は文化財防火デーです。
法隆寺金堂壁画が焼損したことに基づき制定され、この日に合わせ各地の文化施設でも消防訓練等を行ない、文化財を守ろうという意識を高めています。

文化財防火デーのポスター

私が文化財に興味を持つようになったのは最近ですが、私は福島県で文化財の魅力や復興に向けても文化財が大切なことを知り、自分も文化財を守り伝えていきたいと活動するようになりました。

東日本大震災と原発事故後、立入禁止の清戸迫横穴レプリカ

令和6年能登半島地震でも人的被害はもちろん、文化財の被害も多く出ていて、大変な状況ですが、文化財とともに復興していくことを願っています。
文化財好きの立場として、文化財を守るために伝えられることを3つほどまとめておきます。

①各地では、地域の歴史を守るため歴史資料等を捨てないように呼び掛けがされています。
災害時の片付けの際には、とても重要になります。

例:群馬県の文化財防災パンフレット

令和6年能登半年地震後も、蔵の片付けの際に相談があり、長年大切に残されていた貴重な資料が守られたというニュースがありました。

私が以前災害ボランティアに入った際も、泥にまみれた本や写真を見かけましたが、大切なものかもしれません。心当たりがあればぜひ窓口へ相談を!

②現地へなかなか行けない場合、チャリティーや寄附等で被災地を応援しています。
文化財関係の寄附先では、下記の窓口があります。

・阪神淡路大震災以来、被災地で歴史資料の救出活動に取り組んでいる歴史資料ネットワークでは『令和6年能登半島地震で被災した歴史資料保全活動への支援募金』の案内が出ています。

・文化財救援活動自体への寄附は、現状では国立文化財機構文化財防災センターの『文化財防災救援基金』がありました。
私たち共通の「たから」である文化財を、次世代へ確実に伝えていくための活動資金となるそうです。

③現地に行けるようになったら、訪れて応援する。

私の好きな古墳でも、中能登町の雨の宮古墳群が地震で地割れが起きたニュースがありました。
福島県郡山市の大安場古墳も、東日本大震災と2022年の福島県沖地震で地割れを起こしましたが、何年かの復旧期間を経て、無事に登れるようになりました。登れるようになった時の感動は忘れません。
雨の宮古墳等もいつか必ず訪れたいと思います。

地割れで2度立入禁止となった大安場1号墳

能登はまだまだ大変な状況ですが、文化財や大切なものが守られ、復興へ繋がることを祈ります。

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