IFについて

うちには人格の他にIFもいる。
しのさんとツカサさんの娘のしーちゃん(香上 椎衣)とチカちゃん(香上 知花)、チカちゃんの遊び相手として出てきたリカちゃんとそのお付きの人だ。
しーちゃんは昔からいて、昔は12歳くらいだったのに今は完全に乳児だ。
チカちゃんはどこかで虐待されていたらしく、やっと本当のお母さんのところに来られた、と泣いていた(だいたい10歳くらい)
リカちゃんはお嬢様らしく、なぜか京ことば。
遊びに持ってくるおもちゃはきいちのぬりえや紙でできた着せ替えなどちょっと昭和を感じさせる。服も和服を着ている。
お付きの人は名前がなく(というか名乗らない)リカちゃんの世話役をしているらしい。
他に全く別の世界線で「おにいちゃん」という人もいるが、内界には関係ないので割愛。

第一深層にいる住人はリリアンとジェームス。
リリアンは本名を田辺 りり、ジェームスは本郷 学というが、なぜこんな西洋風な名前かというとリリアンは第一深層の端の方に「離々庵」という庵を持っているからリリアンで、ジェームスはなんとなくらしい。(アメリカ人のふりをして出てきて見た目も金髪碧眼だったがその後褐色肌になったりして、結局今は完全に日本人のようだ)
ジェームスは英語が中学生レベルなのになぜアメリカ人のふりをして出てきたかというと中途半端な英語を私に訳させることで落ち着かせるためだと言っていた。ちなみに、自分の名前ジェームスの綴りすら書けていなかった。
この二人はシェアハウスの同居人ではないので、人格扱いしなくていいと言っていた。
第二深層以降はトラウマが埋まっている層なのだが、たまにそこから出てくる人もいる。
だいたいすぐ役割が終わってしまったり、悪さをして強制的に帰されたりする。
この前出てきたアキラ? は乳児らしく拒絶の言葉と唸り声しかあげられなかった。おそらくなんらかのトラウマの具現化したものなのだろう。
なお、第一深層には役割を終えた子、これから出てくるかもしれない子が羊水のような水の中で胎児の形でぷかぷか浮いているらしい(リリアン談)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?