エンゼルプランと新エンゼルプランの違いってなに?
現代の日本が直面している課題の一つとして挙げられているのが「少子化」です。
実は、今から30年も前から少子化は問題視をされてきました。
この少子化の打開策として制定されたのが「エンゼルプラン」です。
でも、30年もの間、少子化に歯止めがかからなかったことから、政府は「新しいプランを立ち上げよう!」と考えたのですね。
2つの政策の違いを、私なりにわかりやすくまとめてみました。
興味のある方は、最後までお付き合いください♪
1.エンゼルプランが始まる前の日本は?
1945年の第二次世界大戦終結後、戦争が終わった日本では第一次ベビーブームにわきました。
そりゃ、戦争が終わったのですから子供の命も危険にさらされないので、赤ちゃんがたくさん欲しくなりますよね!
そして、その子供が大人になった世代を第二次ベビーブームと呼びました。
2.エンゼルプランが制定された背景
1994年に、国による最初の子育て支援施策である「エンゼルプラン」が作られました。
メインは、少子化傾向を食い止めるため、共働き家庭の育児を援護すること!
【具体策】
育児休業給付の実施推進
放課後児童クラブ(学童保育)の設置
保育所一時預かりや延長保育の拡充
地域子育て支援センターの設置
⇨それまで多数派だった専業主婦世帯と少数派だった共働き世帯の割合が同じくらいになり、そこから割合が逆転
3.新エンゼルプランに盛り込まれた内容
エンゼルプランを実施してから5年後…
より子育てのしやすい環境を作ろうと新たに盛り込まれた内容が、新エンゼルプランです。
【具体策】
固定的な性別役割分業の廃止の促進
時短勤務制度の整備
育児休業給付金率のUp
ファミリーサポートセンターの整備
子育てをしながらでも、働きやすい政策を取れるように、より深掘りしたような内容に変化していったということですね。
まとめ
新エンゼルプランの内容は、2024年の現在でも継続して少子化対策とし進められています。
2015年には小規模保育園の設置も認められ、今に近い、少子化対策の実施がいくつもされてきたことが分かりますよね。
ただ、まだまだ日本の少子化には歯止めがかかりそうもないので、政府にはより子育て家庭が効果を実家出来る政策を盛り込んでほしいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?