プラネタリウムのドームは大きい方がいい?小さい方がいい?

プラネタリウムの星を投影するドームの大きさっていろいろあるじゃないですか。いろいろあるんですよ。
直径が20m以上の大きなところもあれば、10m以下のこじんまりとしたところもある。

僕が今まで在籍していた施設で、いちばん大きいところは20mで、いちばん小さなところは6mだったかな。(一回限りですが研修で30mのところで模擬投影したこともあります)

一般的にプラネタリウムを美しく観るためにはドーム経はでかければでかいほど良くて、それは実際の星空で見る感覚に近づけるからです。プラネタリウムで見る星空と、空で見る星空では結構スケール感が違くて、今日説明してくれた夏の大三角って実際の空で見るとこんなに大きいんだー!って思うことがあるんじゃないかな。そのギャップを埋める為に、できるだけドームは大きい方が本物に近い、と。

でも、小さなドームの魅力もあると思っています。
それは、解説者とみている人との距離の近さ。一緒にプラネタリウムを観ている、星を見ている、という一体感のようなものは、小さなドームの方が感じやすいのではないかと思うのです。

実際、僕としては小さなドームで投影していた時の方が、お客さんの空気感だったり、実際の声を拾いやすくて、解説している側も、双方向にコミュニケーションが取りやすくてなんだか楽しかったです。(30mのドームでやったときは、みている人の空気を感じにくくて、結構戸惑いました^^;)

まだやったことないのですが、これからモバイルプラネタリウム(持ち運びのできる出張プラネタリウム)のエアドーム(テントみたいな空気で膨らませるドーム)で投影する機会もありそうです。それはよりみてくれる人との距離が近そうで、楽しみにしています。またエアドームデビューしたら報告しますね。

大きなドームにも小さなドームにもそれぞれ魅力があるかと思います。
みなさんはどっちが好きですか?

#プラネタ

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