見出し画像

アフターコロナで「マスク」がファッションの一部となるのが楽しみ

マスクが生活必需品となって数ヶ月が経ちました。私は以前からマスクは嫌いでした。しかし今では外出時にマスクをつけるのが普通となっています。

マスクと言えば医療用の白い不織布の使い捨てマスクが一般的です。数年前からナイロン製の黒いファッションマスクを街でよく見かけるようになりました。割と若い男女がファッションの一貫として利用していたと思います。最初に見たときは少し近寄りがたい雰囲気を感じていました。しかし今となっては日常の光景です。

いよいよアフターコロナの世界へ

世界の先進国では感染症の流行がかなり落ち着いてきました。日本でも5月14日に39県において緊急事態宣言が解除されました。他の都道府県も、他国との基準と比べたら解除されてても不思議ではない状況です。

6月以降は全都道府県で緊急事態宣言が解除された状態なのではと私は予想します。そうなるといよいよ「アフターコロナ」の第一幕が始まります。(現段階ではウィズコロナという言われ方もするようです。特に厳密な定義は無さそうなので、どちらでも良いかと思います。)

緊急事態宣言が解除されたところで、行動自粛の呪縛は続きます。自治体によっては引続き休業要請などを行うようです。それだけでなく、私達の意識も過度な警戒を続けざるをえません。

特に感染症の「第二波」が懸念されています。スペイン風では第二波で致死率が10倍となったようです。コロナウイルスを構成するRNAは変異しやすい性質を持っています。

既に中国武漢市で発生したものが第一波、それが欧州で変異したものが第二波であるという論説も目にします。日本でも実際に武漢市を発祥としたウイルスの影響より、武漢市を発祥として欧州を経由したウイルスのほうが影響が強かったとされています。

とりあえず当記事では中国オリジナルのものと、欧州で変異したものをまとめた「第一波」とし、次なる可能性を「第二波」と称します。

行動は直ちに戻らない

自治体に寄る警戒が解かれたとしても、大半の人は自主的に行動を制限したり警戒を解くことは無いのではと思います。その理由は2つあります。

1つは、第二波を懸念して人混みを避ける人が多そうだという予想です。健康な方々は気にしすぎなくて良いかと私は思いますが、子供や高齢者など健康に不安がある方は警戒をするに越したことはありません。

もう1つは、今の制限されて強い警戒をしている生活に慣れてしまっているという体験です。人間は恒常性を保とうとするホメオスタシスと称される性質があります。例えばテレワークに慣れた人が突然にして以前のように出社するのは、テレワークを導入した際と同じ程度に苦慮すると思います。

向こう1ヶ月のアフターコロナの影響として顕著に現れる影響に「マスク」がありそうです。私自身が嫌いだったマスクに慣れたように、マスクが日常に溶け込んでしまいました。この行動を変えるのは非常に難しいのではと思います。おそらく同調圧力もかかるでしょう。

マスクがファッションの一部に

本日5月15日はミズノが水着素材のマスクカバーを発売するという話題がありました。マスクはシャープが新しく不織布のマスクを製造販売したのが有名ですが、同様にアパレルやスポーツ用品メーカーも次々とマスクを作り始めています。

アパレルやスポーツ用品メーカーのマスクは機能面では飛沫を飛ばさないためだけを目的としたファッションマスクとして分類されるかと思います。私がフォローする東京ヴェルディや東京エクセレンスもマスクを応援グッズとして発売しています。その他のクラブでもマスクをグッズとして販売しているのを見かけますが、いずれも個性的な見た目となっています。

私達が服を選ぶのと同じ様にマスクを選ぶ未来は数カ月後の未来だと思います。

これらのファッションマスクは受注生産が多いようです。購入の受付はしていても、購入者の手元に渡るのは6月に入ってからだと思います。私の観測範囲ではまだ不織布の白いマスクや、手作りのマスクをしている人が多いと感じています。1ヶ月後には個性的なマスクをした人が街に溢れるのだと思うと、少し楽しみでもあります。

参考

NHKが各地の放送局を通じて、国の緊急事態宣言が解除された39の県の対応をまとめたところ、15日午後6時半の時点で、感染防止対策を求めたうえで、休業要請を解除したり解除を決めたりしたのは21の県、休業要請を緩和したり緩和を決めたりしたのは14の県で、休業要請を継続しているのは2つの県です。岡山県と徳島県は休業要請を行っていません。
○ スペインインフルエンザ(1918-1919)
(中略)
スペインフルの第一波は1918年の3月に米国とヨーロッパにて始まりますが、この(北半球の)春と夏に発生した第一波は感染性は高かったものの、特に致死性ではなかったとされています。しかしながら、(北半球の)晩秋からフランス、シエラレオネ、米国で同時に始まった第二波は10倍の致死率となり、しかも15~35歳の健康な若年者層においてもっとも多くの死がみられ、死亡例の99%が65歳以下の若い年齢層に発生したという、過去にも、またそれ以降にも例のみられない現象が確認されています。
ミズノは、水着素材を採用したマスク「マウスカバー」を、5月20日に数量限定で発売する。価格は850円。

マウスカバーは、水着や陸上ウエアで採用している伸縮性に優れた2Wayストレッチトリコット素材を使用。また、内側にはミズノ独自の肌触りの良いソフトな素材を使用している。
東京ヴェルディでは、“洗えるマスク” を公式オンラインストア限定にて、1,650円(税込)で販売することが決まりましたので、お知らせします。

東京ヴェルディのコーポレートパートナーである株式会社チャイルド様ご協力の元、ヴェルディのロゴをあしらった洗えるマスクを製作いただきました。

繰り返し洗って使用できるマスクとなっております。
この度、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で供給不足が続いている、マスクの販売が決定いたしました!
抗菌・防臭マスク、綿マスクの2種類を販売いたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?