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記憶力の無さを補う方法が分かって気が楽になった

長所と短所というのは裏返しというのは理解していて、短所を長所として伸ばすことでカバーしてしまうというのは日頃から心がけていることです。その最後の砦というか、どうしても苦手でコンプレックスにもなっていることがありました。それが『記憶力』です。

自身の記憶力の無さは本当に辟易します。例えば人の名前と顔が覚えられない。興味津々で応援しているサッカーチームの選手と顔も、年間を通して試合に出場している選手でやっと記憶に定着する程度です。対面で会っても、3回目くらいでやっと覚えます。人を覚えられないのが嫌なので、人付き合いは嫌いがちで限定的になりがちです。

知識を問う試験も苦手です。さかのぼると大学受験の時が特に顕著でした。英語や日本史や世界史などの記憶物が特にダメでした。比較的に得意だったのは覚えることがまだ少なかた数学とか現代国語の類でした。今でも資格試験は受ける気になりません。

WEBエンジニアという職業を天職としているのも、そういった背景があるからかもしれません。人付き合いが苦手でパソコンと向かい合ってれば済むことが多く、知識で蓄えなくても少しのWEB検索作業でカバーできて、取って付けの知識よりも経験が重要になりやすい。計らずして就いた職業ですが、よく出来てるなと。

記憶力が弱くてもなんとか生きているとはいえ、やはり知識の差というのは随所で顕著な差となります。なので何とか出来ないかと、気が落ち込む度に思っていました。

その気が落ち込んでいた時に見つけた記事がありました。

記憶力の裏面は行動力

記憶力の無い人の唯一の戦う方法は今すぐ行動する事。

この記事を読んだ時に、なるほどこれだと納得しました。知識として蓄えるのは苦手だけど、経験を糧にするのはできます。記事内の『忘れるから今すぐやれ。』というのは、ある意味で実は既に実践的にやってました。例えばToDoリストを作っても、それ自体を忘れてしまうので作らないようにしています。忘れる前にやってしまうというのがそれです。忘れるほどの約束やタスクは守れないのでしません。

行動力というのは、ここ数年は諸事情で自制していましたが、本来は自分の強みでした。そこと記憶力の無さが表裏になるというのは全く気がついてませんでした。

思い立ってこのnoteを書き始めたのもある意味で行動力の一環だったかと思います。

読書は行動のきっかけにする

ただ読書によって新しい知見を感じる事で脳みそが喜ぶ瞬間がある!それを逃さない!そこから新しい一歩を今すぐ踏み出す!
博士になりたいのでもなく、学者になりたいわけではない。記憶力が無いのであれば、読書は新しい行動のエンジンになり得る!

読書は割と好きで、知識欲が高まった時によく本を買って読みます。しかし、それ自体で満足してました。言われてみれば確かに今まで読んだ本の内容はほぼ覚えてません。

一方で、煮詰まった時に読む本はあります。どうにも解決できない時、その本を読んで次の行動を決めています。読書を行動のきっかけにするのは気にしてみようかとおもいました。

記憶力は行動力で補う

今回の気づきで、ひとつ踏ん切りがつきました。記憶力は行動力で補う。思い立ったらとりあえずやってみる。多少は時間がかかるかもしれないし、資金も必要かもしれない。今の自分のライフステージだと、時間的な制約はどうしてもかかってしまいます。時間の切り売りを生業にして生きているので尚更です。限られた時間でいかに経験値を詰んでいくかがひとつの判断指標になりそうです。

30代後半に差し掛かろうとしている今、40代に向けてどうやって底上げしていくかが見通せずに悩んでいました。今後は行動力を武器できるよう、心がけていこうと思いました。

2020年は東京五輪があり、政府主導のポイント還元制度も終わり、景気の乱高下が心配されます。不安定な東アジア情勢が現状維持で終わるとも思えません。日本は令和の元号と共に新しい時代を迎えます。その新しい時代を新しい自分で臨めるか、頑張りすぎない程度にひと頑張りしてみます。

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