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アフターコロナで求めたい「顔認証可能なマスク」

昨日、『アフターコロナで「マスク」がファッションの一部となるのが楽しみ』という記事を書きました。マスクが日常に溶け込み、ファッションとして取り入れられる動きが楽しみだという内容で書いています。

この記事を書きながら思ったことがります。それは機能性を追求したマスクがもっと商品展開されて然るべきではという意見です。

いま新たに市場に出回り始めている再利用可能なマスクは、わりと見た目が重視されたデザインとなっています。素材に違いはあれど、描かれた模様が異なるだけで私達の想像の範囲内のものしかありません。

マスクが私達の生活の必需品となった今、マスクに関するデザインへの投資は中期的には価値があるのではないかと思います。せっかくなので、「こんなマスクがあったらいいな」というのを何回かに分けて考えてみたいと思います。

顔認証可能なマスク

マスクをつけて生活している中で最も困っているのはスマホの顔認証です。

最初は顔認証の代わりにパスコードを入れてました。しかし最近は認証の際だけマスクを下ろしています。顔認証を失敗させてパスコードを入力する画面にして6桁のパスコードを入力するのは非常に面倒です。

アップルは次期iOSでマスク着用時に即座にパスコードを入力画面に移動する導線を投入するようです。これで多少は私の悩みは改善されます。

iOSに関してはそれで良くても、顔認証はそれだけではありません。5Gと共に構築が期待されていたスマートシティでは、顔認証の仕組みは切り離せない存在です。この点においては描いていた未来の再設計が求められそうです。

求めているのはフェイスシールドか

顔認証技術からアプローチするだけでなく、マスクの観点からのアプローチも期待したいです。

技術的に可能かどうかは分かりませんが、例えば半透明のマスクです。飛沫の散布だけを注意するのであれば、多少透ける程度でも問題ないのではと考えます。ただし、半透明であれば顔認証できるのかは自信がありません。

もしかしたら私が求めているのはフェイスシールドなのかもしれません。今般の騒動で"いきなりステーキ"が従業員用に制作していた「笑顔の見えるマスク」に注目が集まっています。

笑顔の見えるマスクは今年の正月に発売された"いきなりステーキ"の福袋に入ってたことでも話題となっていました。当時は全く利便性のないノベルティであったので非難轟々だったようですが、今となっては後知恵ながら先見の明があったという評価をせざるを得ません。

笑顔の見えるマスクは顎で固定されており、頬と鼻の部分は大きく空いてます。マスクとしては不完全です。ただしこれも飛沫の心配だけを考えれば十分かと思います。

フェイスシールドの難点は見た目の悪さです。馴染みがないだけだと思いますが、市民権はまだ得られてないと思います。このご時世であればフェイスシールドを装着していても理屈上の理解は得られると思います。私としてはファーストペンギンとなって街に繰り出すのもやぶさかではありません。

ぜひファッション性の高いフェイスシールドの商品化に期待したいです。

顔認証ができるマスクは顔が見える

マスクを着用して困るのは顔認証もそうですが、人が人の顔を覚えられないというのもあります。

私は不要不急の外出を控えるように言われて人々がマスクを装着するようになってから出会った方がいます。ただし、その方とは互いにマスクをした状態でしか会話したことがありません。顔を見たことがなく、風格と髪型くらいしか分からないので、次に会ってもその方だと認識できる自信がありません。(ただでさえ人の顔を覚えるの下手なのに。)

他にも、表情が見えないので雑談をする際も無機質な感じがしてしまう課題もあります。まだ1月の頃の話ですが、マスクをして会話するとあまりにも失礼だと感じて下ろしてしまったことがあります。今となってはその行為は逆に失礼だったと反省します。今後は互いに口元を隠した状態で会話をする機会は増えると思います。その際に円滑なコミュニケーションが可能なのかは気になります。

今まで普通に見えてた顔が見えないというのはアフターコロナの課題の1つかと思いました。顔認証ができて表情が見えるマスクの登場を心待ちにしています。


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