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ポステコグルーの発言まとめ7

トッテナムのポステコグルー監督の発言をまとめていく備忘録です。
基本的に、選手の起用法や役割への言及を中心に、選手やポジションについて具体的に踏み込んだ発言を抜粋していきます。


まとめ6は下記からどうぞ。


内容はスパーズジャパン(https://spurs.sc/)の翻訳記事から引用しています。
不自然な日本語や誤訳等があるかもしれませんが、文句はスパーズジャパン(https://twitter.com/SpursJapan)にお願いします。

スパーズジャパンの記事内には元記事のリンクもあるので、気になる発言がありましたら原文をチェックしてください。




2023/12/1


素晴らしいシーズンのスタートを切ったビスマが戻ってきますが、ルートン戦以降の彼のプレーを変えていますか?

いや、それは単に混乱だろう。彼はレッドカードをもらって出場停止になったので、それ以来良いパフォーマンスができてないが、ビスが戻ってきて本当に良かったよ。彼はその役割を果たしていく上で我々のセットアップにおいて非常に重要な部分を占めており、私は彼とロドリゴがあのポジションでプレーする姿を見たかったんだ。

私にはこれらすべての計画があったが、その計画はいったんお預けとなってしまった。大声で言いたいが、すまかなったね!

ビスが戻ってくるのは良いことだし、シーズン序盤の3分の1を終えて、結果に関していれば、我々はまだこの13試合でプラスの方にいる。パフォーマンスの面かい? 多少の失望はあったものの、我々はまだプラスの面にあると思っているし、これから改善すべきは規律(カードの多さ)だろう。彼もその一人だ。その点で、今シーズンの序盤戦にはがっかりだった。カードの面だけでなく、自分たちのアプローチに本当に集中すること、そしてこの点はチームとして学ぶ必要があることだね。

ビスはおそらく、素晴らしいスタートを切ったものの、今ではそれが崩れてしまったという事実に少しフラストレーションを感じていると思う。それでも彼が戻ってきてくれて本当に良かった。特にシティのようなチームが相手で、彼は我々にとって本当に重要になるだろう。

マンチェスター・シティ戦を控えての記者会見



2023/12/6


ポステコグルーは、クルゼフスキがその中央での役割でプレーすることを好むかどうかは分からないが、どこでプレーしてもこの経験が自分のプレーに幅を加えてくれることを願っている。

「私は選手たちにアンケートをしたりはしないからね。彼はキャリアの初期にそこでプレーしていた。それができる選手であれば、ワイドに戻ったときに違った視点を持つことができるのは素晴らしいことだ。しかし、それが彼の好むポジションかどうかは分からない。だがそれによって彼が解放され、ゲームに対する見方が少し変わるだろう」

「ソニーが中央での役割を担うのと少し似ているね。もし彼を左ウイングに戻せば、彼はまた違った見方をするだろう」

「私はクルゼフスキをワイドで起用したい。彼はもっとゴールの脅威になると思うし、我々はその強みを発揮できるように彼を懸命にプッシュしている。彼の全体的なエネルギーと仕事量、そして走力を活かしてラインをブレークする能力によって、 彼はおそらく私のシステムではワイドに適しているが、ここ数試合で中央でプレーする彼を見ていると、そこでも非常に効果的であり、確かに我々にとってのオプションとなるね」

ウェストハム戦を控えての記者会見2



2023/12/10


リッチーを中央、ソンを左に配置しましたが、そのアイデアの背景は何ですか?

リッチーは今フィットしており、中央の位置が本来の彼のベストポジションだ。ソニーに関しては、ここ数週間を見ると、ほとんどのチャンスがワイドの選手の役割だった。彼は今でも我々の最高のフィニッシャーであり、左サイドに戻すことでゴールを決める道筋がさらに増えると思ったんだ。先ほども言ったように、ソニーは早い段階でチームの雰囲気を決めてくれたので、残りの選手たちは彼に触発されたと思うよ。

ニューカッスル戦の後の記者会見



2023/12/14


しばらくセンターバックはクリスティアンとベンになるでしょうが、2人のパートナーシップへの満足度はどのくらいですか?

ベンはまだそれに適応しているところだ。彼は非常によくやっている。センターバックは依然として特に我々のチームにおいては、傑出した能力を持った選手が必要なポジションの一つなんだ。彼がそこで代役を務めることができたのはとても幸運だった。彼は情報を取り入れるのが本当に上手で、自分の役割だけでなく、我々がどのようにプレーしたいのかを含めてこのゲームを本当に理解していて、それが彼を助けてくれた。

ロメロが隣にいるのはその意味で助けになるし、ヴィックもそこでリーダーシップを発揮している。結局のところ、我々はまだセンターバックを補強する必要がある。なぜなら、現時点では我々は少し不安に陥っているからだ。再び何かが起こってしまった場合、我々の戦力は不足してしまうし、そもそもすでに不足しているからだ。

ノッティンガム・フォレスト戦を控えての記者会見



2023/12/22


デヤン・クルゼフスキの最高到達点はもう目の当たりにしたのでしょうか?彼はどこまで上手になるででしょうか?

(中略)

ポジションに関係なく、デキはシーズンを通して我々にとって真のインパクトを与えてくれた選手であり、それがワイドであろうともね…。私は彼がインサイドでプレーするのが本当に好きなんだ。そこでは我々に攻撃の脅威という点で別の次元の価値を与えてくれる。とても努力家で、どこに置いても、ポジションに関係なく、何らかの成果を上げられることがわかるよ。

しかし、これからもあるし、彼はそれに積極的に取り組んでいる。自分のパフォーマンスの向上に本当に熱心に取り組んでいるんだ。今年はもっとゴールを脅かす存在になるよう頼んだが、彼は間違いなくそれを実践してくれており、より多くのポジションを任されている。それは彼がまだ改善したいと思っていることを示しているし、私は彼にはそれができると確信しているよ。

エバートン戦を控えての記者会見


今シーズン、ピエール・エミール・ホイヴィアをアンカーとして多くの機会で起用していますが、オリヴァー・スキップもアンカーとしてプレーできます。スキップはインサイドハーフとしてプレーするのに適した選手だとあなたは見ていますか?

そうだね。スキッピーは確かにアンカーでプレーできると思う。ピエールもいるし、ビスもいるし、ベンタンクールもいたので、そこで誰を使うかについてはかなりの選択肢がある。そうだね、スキッピーは我々にとって重要な役割を果たしてくれたよ。彼はピッチのさらに高い位置でエネルギーが必要な局面に出場しており、それが彼が果たしてきた役割であるが、彼はアンカーでもプレーできるし、おそらくそこでもプレーすることになるだろう。

来週は3試合あるので、おそらくどこかで彼はそのポジションでチャンスを得るだろうし、ビスは1月末まで不在なので、我々は彼をそのポジションで起用することになると確信しているよ。

エバートン戦を控えての記者会見



所感


順位やら判定やらの話題も落ち着いてきて、興味深い質問が少しずつですが増えてきた印象です。

相変わらず苦しいチーム状況ですが、一時期の不振を脱し上昇ムードといったところでしょうか。
なんとか上位陣に食らいつきたいところ。

1~2月の主力の不在はシーズン前から懸念されていましたが、ポステコグルーが言及したクルゼフスキやスキップなどが、どのような役割で貢献していくかも注目です。

補強も期待したいです!


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