2023→2024
年明け、少し遅くなり、もう1月も終わりを迎えようとしているけど、
少し落ち着いた時間ができたので、2023の写真とともに、心の整理を。
2023のテーマは「将来後悔しないように今できることをやる」
そう決めて、何をしようか考えた時に、真っ先に頭に浮かんだのが旅行。
もちろん、別に遠いところまで行かなくても、誰かに会ったり、
普段の日常の延長を楽しく積み重ねれば、将来きっと思い出になる。
ただ、ふとした時に思い返して、何か壁にぶち当たった時に、
心の拠り所として振り返り「想い出す」ことができること、
過去のある瞬間が、将来の自分を助けてくれるのって、
案外旅行かも？、って思ったんです。あくまで直感。
2月は大切な友人を誘い、鹿児島旅行へ。
就職して環境が変わると、当然会う頻度は減るけれど、
何かあった時に遠慮なく頼れる存在が居てくれること、
何事もなく無事で当たり前に生きててくれること、
これがどれだけありがたいことか、最近それに改めて気づき始めた。
以下、「当たり前」について、2023で想ったことを綴ります。
春が来て、お待ちかねの新婚旅行。
モルディブは信じられないほど綺麗な海と空、
時間帯によって潮の満ち引きで海の色が変わり、
エメラルドの碧さと翠が交互に移りゆく。
日常の喧騒からかけ離れた世界で、穏やかで平穏な時間が流れる。
気づけば夕暮れになり、陽の光が優しく島を包み込む。
冷え始めた身体をサッとタオルで温めて、シャワーを浴びているうちに、
気づけば日が暮れて、静かな空気がスッと部屋に入り込んでくる。
夜の海は真っ暗になるけれど、
空を見ると、北斗七星と月が、柔らかく島全体を照らす。
星って、毎日光ってるけど、これも奇跡よなあ、とか思ったり、
神秘的な空間で、嫁さんと「しあわせやなあ〜」と話しながら深呼吸。
お腹が空いてディナーを食べて、明日のためにちょっと早めに寝る。
朝、5時に自然に目が覚めて、暗かった海が徐々に照らされていく。
すれ違う観光客と「Good Morning！」の声かけで笑い合う。
フレッシュな朝食を食べ終わると、知らぬ間に、
海は碧と翠が移り変わっていて、魚や海亀が元気に泳いでいるのが見える。
ゆったりとした時間の中で、全てを忘れ、
好きな時に好きなものを食べ、好きな時に昼寝をして、
好きな時にその時々の表情色を見せる海に触れる。
普通に生きていると忘れがちなしあわせを、心のまま感じることができた。
ここまで書いて、これを将来読み返した時、
「何を当たり前なことを言っているんだ」
「ありきたりなことを書いているんだ」
そう思ってしまうことだって、多分この先あると思う。
「平和な毎日が当たり前だと思わずに、日々に感謝して生きていく」
これは、プロポーズの時も、結婚式の手紙でも込めた想いと全く同じ。
ただこれは、普段生きているとどうしても難しいこと。
当然、気分が浮き沈みすることや、楽しさと哀しさが移りゆくことは
多々あるし、当たり前に感謝できない瞬間だって出てくると思う。
旅行中ずっと海を見ていて思ったこと。
「海でさえ色を変えるんだから、おれらも別にちょっとくらい、
色が変わる瞬間があってもええやんけ」と思えるようになった。
要するに、当たり前に感謝できない瞬間だって、別にあってもいい。
その気持ちが汚いわけではないし、芯があればいつだって綺麗なはず。
海面上昇で、数百年後には島が沈んでしまうかもしれないモルディブ。
日が昇って暮れて、綺麗な海と星がそこにあるのは、当たり前じゃない。
いつ何が起きるか分からない状況で、
明日地球の自転軸がバグって一瞬で世界が終わるかもしれないし、
ある日突然交通事故や重い病気で亡くなってしまうかもしれない。
考えたくないけれど。
普通に平穏に平和に生きてて命があって、
毎日当たり前のように大事な人たちが周りに生きてて、
みんなしあわせに暮らせていることが、どれだけエグいことなのか、
当たり前をベースとした人生で、そこにさらに、
旅行とかのプチしあわせを加算することができるのって、
どれほど恵まれているのか。
真の意味でこれに気づけた2023。
同時に「旅行」を通して「将来後悔しないように今できることをやる」は
満足いく形で実現できたと思うし、きっとこの旅行が、
いつか苦しいことがあった時の心の拠り所になってくれる気がしてる。
一方で、2024の初めは能登半島地震、JAL機の事故、
親友の嫁さんの親が亡くなった連絡を受けたり、
さらに、自分の家族でも当たり前を揺るがすような、
不安な出来事が色々とあった（言えないけど）。
だからこそ、毎日の「当たり前」に感謝、
これからの平穏無事を祈って、2024のお参りを。
今年も、きっとうまくいく。そう祈る毎日です。
おみくじは大吉でした！絶対大丈夫！！！
楽しい1年になりますように。
おまけ
5月 ベトナム旅行。
今後多分ほぼ実現しないであろう、友人との海外。
モルディブから一転、騒がしい街の中で、日頃のストレスの発散と、
スパイスを振りかけたような異空間で、普通ではない体験をしつつ、
帰路につき、また普通の日常に戻っていった。
たまにはこういうのも大事 笑
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