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声は口だけでなく鼻からも出ているんですよね(^-^)/[ボイストレーニングで吃音改善を目指す②]

ボイトレについていろいろ調べている中で、倍音という言葉を初めて聞いたときは、あまりピンとこなくて、図書館で本を借りて読んでみても、何だかよく分からない

そんな時に、ひろこクラブでも倍音を扱った動画が出てきました

↓↓↓こちらは直近の倍音の動画

倍音というのは、一人の人が同時に音を幾重にも重ねて発すること
私の勝手な解釈ですが、発音する時に、口腔だけでなくいろいろなところを響かせることなのではないかと思いました

人が声を出すときは、口だけでなく、鼻からも音を出しているんですよね

私は自分の声が大嫌い
鼻が詰まったような、こもった声なんです
子供の頃は、いつも鼻炎気味で鼻を詰まらせていました
もしかしたら、その時に鼻腔を響かせないで声を出す癖が付いてしまったのかもと思いました

それで、意識して鼻からも息が抜けるように声を出してみたのです
難発性の吃音は、発音時に喉が詰まって息が抜けない
でも、鼻からも息を抜く意識で声を出すと、喉の詰まりが緩和されて、声が出しやすくなることに気がつきました

そして、この声の出し方で歌を歌っていたら、今まで出なかった高い声が出るようになってびっくり

私は松山千春の「季節の中で」という歌が大好き
いつかこの歌をオリジナルキーで歌ってみたいと思っていたのですが、思いがけずそれが叶いました

(若い頃の松山千春は美しかった…)

嬉しくて、毎日のようにギター弾いてこの歌を歌っていました
この時は、しばらく言葉の調子も良かった

でも、何度も何度も歌っていると、だんだん飽きてきます
何日か歌わないでいたら、声がすぐに元に戻りました
歌はホントすぐに戻りますね
高い声は思うように出なくなるし、同時に話し言葉の調子も良くない

歌っていたことが、言葉を出すに当たって、ちょうど良いエクササイズになっていたような気がします

特に高い声は、息をたくさん吐きますし、その感覚はとても大事
そして、自然とお腹に力が入ります
(発声には、お腹に力を入れるのは、とても大事ですね)

しばらく調子の悪かった話し声も、歌を復活させたら、また元に戻ってきました
今は毎朝歌うように心がけています

鼻からも声を出す感覚
上に貼り付けたひろこクラブの動画にありますが、口開けハミングのような感じです
口から声を出しながら、鼻ではハミングをする、そんな感じ
ひろこさんは、初心者は低音から始めると良いよと言っていますが、それはあくまでも歌うまになるためのステップです
とても大切なことだとは思いますが、喉を活性化させて声が出るようになるためには、可能な限り高い声でやってみるのが良いのかなと思っています

※吃音をボイストレーニングで改善できないか、やってみようと思ったきっかけはこちら

#吃音
#吃音症