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未来へのワクワクを大切に【ローカル×ローカルインターンを終えて】

1カ月のインターンを終え、佐賀に帰ってきました。ただいま。

出会った人たち、南伊豆の風景や気候、とにかく全部が恋しい!
(南伊豆のみなさん、私、今ものすごく寂しく過ごしてるんですよ…!)


毎日のように見たこの景色も、しばらくはさよなら…


私が参加したゲストハウス『ローカル×ローカル』のインターンについては、以前記事にしました。お時間があるときにぜひ、読んでみてください。


大学4年生、おそらく人生最後の夏休み。
南伊豆で過ごした8月は間違いなく、今までの人生でいちばん充実した8月でした。

8月4日、インターン初日。
送った荷物が届かないというアクシデントに見舞われながらの、不穏なスタートダッシュ。
1カ月間まわりの人とうまくやっていけるかな?とか、どんな生活になるのかな?とか…。
不安にホームシックも相まって、相当暗い面持ちだっただろうな、私。(笑)

まさか最後の日に、「いやですよぉ~帰りたくないですよぉ~!」と、ぐずるまでになるとは。
そして、「カノンちゃんもうちょっと南伊豆にいなよ~!」と温かい言葉をくれる人たちに出会えるとは。

また夜になったらみんなと食卓を囲んだりするんじゃないかな?
明日の朝起きても、ルーティンだった7:30のラジオ体操も、スタッフのまりこさんが作ってくれる美味しい朝ごはんもないなんて…やってられない…。


南伊豆に思いをはせながら、インターンの最終課題でもあるこの記事で、私の濃い、濃い1カ月を振り返りたいと思います。



人生を楽しむ小さなコツたち

私がこの1カ月を通して学んだこと。
それは、「人生を楽しむコツ」だったりします。
これじゃアバウトすぎるのでもう少しかみ砕くと、「私らしく、そしてポジティブに日々を過ごすためのコツ」です。

好き、とワクワクを大切に。それと、前向きに物事をとらえる。
これに関しては、この1カ月でぐんとパワーアップしました。

南伊豆のみなさんとのかかわりのなかでも、インターン生との会話でも、ローカル×ローカルでの生活でも。そのいたるところ、そこらじゅうにコツが散りばめられていた気がしていて。

好きを大切に生きるみなさんに出会って

南伊豆では、自分の興味や好きなことを大切にする人たちとの出会いが、たくさん、本当にたくさんありました。

例えば、毛倉野生花店の山本さん東伊豆で宿を経営する荒武さんハーバルセラピストのまなみさん
みなさんが口をそろえておっしゃることといえば、

「自分の『好き』という気持ちを大切にすること。『好き』を原動力に行動すること。」

それに比べて私はというと、ずば抜けて好きなことや将来やりたいことは特になくて。
だからこれまでは、「じゃあ、とりあえず私は今、何をするべき?」と自分にずっと問いかけてきた気がします。

「何」をするか、の判断基準。
私の場合それは、「好き嫌いにかかわらず、なんとなくやっておいたほうが良さそうなこと」でした。資格をとってみたり、新しいことを手あたり次第はじめてみたり。

もちろん、それも無駄ではないと思う。でも、好きを大切に生きるみなさんに出会って、「私が好きなこと・楽しいこと」を判断基準にしてみたいな、と思うようになりました。

そのほうが、選んだ道に私らしさがでてきそうな。ちいさな「好き」を繰り返した先に、私が本当にやりたいことが見つかるんじゃないかな?

問いかけるべきは、「私は何をするべき?」ではなく、「私は何がしたい?」だったのかな、と。

原動力は、ワクワク

インターンではゲスト対応などの宿業務のほかにも、宿のホスピタリティを向上させるアイデア会議(以下:UX)や自分たちの卒業パーティーの企画も行いました。

企画を進めるなかで、オーナーのイッテツさんと約束したこと。それは、
・私たち企画側が、心の底から楽しい!ワクワクする!と思えることをやること
・みんなが疲弊しない範囲で企画すること

この約束を守った企画作りは、本当に楽しくて。
同じインターン生のちぃちゃんやゆめちゃんとの会話でも、「これすごくワクワクするね!」「実現したら最高だよね!」みたいなポジティブな言葉が飛び交って、アイデアがどんどん出てきました。

じつは私、企画することって、疲れることだと思っていたんです。
まずなにより、企画は相手に満足してもらうためのもので、主催者が楽しむことは二の次だと思っていたから。
そこには、少し無理をしてでも企画を良いものにしなきゃ、という責任感もあったような。

でもそうじゃなくて、まずは企画する私たちが目の前のことを楽しむ、面白がること。工夫しだいで、自分たちが楽しんで、尚且つ参加者のためにもなるアイデアもあるんだ!という発見がありました。

どう工夫したら私のワクワクを大切にできるかな?という思考は今回の企画だけでなく、これからの生活にもあてはめていけるスキルだと思います。

学んだことは、佐賀にもどっても

好き、ワクワク、そしてポジティブ。

実は佐賀に戻ってから一週間が経ちましたが、南伊豆で学んだコツたちをちょくちょくアウトプットしています。

例えば、尾道一人旅をひっそりと計画していること。
先ほど名前をあげたまなみさんから尾道の話を聞き、興味がわいてきた私。今年の秋は思い切って人生初一人旅に挑戦しちゃおうと思います。(まなみさんのアドバイスをいただきながら!)

人とのかかわりかたにも変化がありました。
友人と遊ぶとき、ランチや行き先はいつも人任せだった私(いい加減にして)。「主催者がまるで主体性のないお客さんみたいになってるぞ…!」とイッテツさんに怒られてしまいそうです。(笑)

今まで受け身だったけれど、南伊豆でパワーアップした私は、自分の「好き」をしっかり詰め込んだおでかけプランを友人に提案するまでになりました。
やってみるとやはり、主体的に動くことは達成感があります。
南伊豆でそうだったように、お店のかたとのコミュニケーションも少し楽しんでみる。だからこそ、自分からつながりをつくれているという充実感も。

おでかけプランの1つ、福岡で見つけたローカルな雑貨屋さん。オリジナルクラフトビール、最高でした。


さてこれからは、卒論、試験。あと免許も取らなきゃ。
やるべきことは、山積み。少しピンチ、いや若干キャパオーバー。
でもこの状況をいかに面白がれるか?それがいちばん大切ですから!


この1カ月で私は、未来にワクワクする方法をたくさん教えてもらいました。私とかかわって、たくさんの気づきをくれた南伊豆のみなさん、本当にありがとうございました。

もちろんまた絶対に戻ってきます!
今回学んだポジティブをすっかり忘れて、ネガティブな私になったらぜひ、南伊豆に寄り道させてください。(笑)

そして、よければこれからも、私の発信を見守っていただけたらな、と思います。
この最終課題がおわっても、感じたことや考えたこと、好きなもののことはこのnoteから発信していくつもりです。他にもローカルローカルでの生活のことだったり、食や自然のことなど南伊豆生活の振り返りも書けたらいいな、と考えています。

ほんとうに、充実した1カ月をありがとうございました!
楽しくて学びのある、素敵な素敵な夏休みだなぁ。


みなさん、また近いうちに帰ってきますね!!









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