見出し画像

電波人間でいいじゃないか

無料でゲームが遊べる時代

そんなこと書くと自分がジジィだということがバレてしまうが、ゲームは自分で打ち込んで遊ぶ時代の人なので、基本プレイ無料のゲームとか遊んでると『すごい時代になっちまったなぁ…』などと感じてしまう。
しかも、毎月大量のゲームが無料でリリースされるって、もう全てのゲームを遊び尽くすなんてことは、とっくの昔に無理になってたんだよね。
お金がなくて、遊べないんじゃなくて、どう考えても時間が足りない。
死ぬまでやっても終わらないのはゲーマーにとって、天国なのか地獄なのか。

ドラクエ3を待ってたんだけど…

Switchで配信された『New 電波人間のRPG FREE』をプレイしてたら、もうRPGはこれくらいのノリのやつで十分だと思った。
歳のせいか延々とゲームをプレイできなくなってきたので、スタミナ制で長時間プレイできなくても、むしろ好都合だし、ゲームのデザインも好きな感じで申し分なし。
贅沢を言えば、キャラが中世ファンタジー風であればいうことはなかったのだが、無料でプレイさせてもらっているので文句は言えない。
RPGならこんな感じでもう十分ですよ。

終わらない世界を終わらせるのは…

基本プレイ無料ゲームは、個人的には物語性が乏しいというか、終わりがないのが非常に残念なところなのですが、売れたコンテンツを終わらせずにトコトン擦り続けるのが現在の流れ。
やり切ったという達成感もなく、いつ終わるとも知れぬコンテンツから脱落する時が、そのゲームを終える時とは何とも味気ない。
ゲームはゲームでパッと終わらせてくれないと、ゲームと人生の垣根がどんどん希薄になっていくような気もする。
ゲームって、昔は映画みたいにエンディングがあったんだよ…という日も遠くないかも。

ゲームの終焉

個人的にゲームの世界にドキドキワクワクするような夢を見ることは、もうないのかも知れない。
無料を餌に便利や快適を求めると課金を求められ、いつ終わるとも知れない無限地獄を彷徨うようなものがゲームというなら、もう現実世界と何ら変わらん気がする。
でも、そんなものでもいいのかも知れない。
ゲームは余暇でしかなく、暇つぶしみたいなものだ。
あまり意味を求めても仕方がない。
人生はゲームみたいなもの!ということが比喩的表現ではなくなってきたということは、ゲーマーにとっては喜ぶべきかも知れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?