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後遺症で就職難な私の話

私は小中6年間受けた虐待による後遺症で、人より疲れやすく回復もしづらい身体になった。

後遺症を治療しながら高校を卒業。地方の国公立大学を目指していたものの体調が優れず、このままだと大学中退になる可能性が高かったため断念。(当時は卒業しなければ意味がないと考えていた)

アルバイトをしていくうち、自分に合う時間帯、合わない時間帯があるということが判明した。

出勤が必要な仕事なら朝9時や10時からの勤務は身体がついていかない。早くても12時かそれ以降、勤務時間数は実働で長くても6時間、日数は週4で3連勤まで、欲を言えば3連勤の後は2日休みが欲しい。
人よりも疲れやすく、解消もされにくいので、ミスなく仕事を行うためには長めの休日が必要になる。
驚かれるかもしれないが、これでも回復したほうなのだ。
以前は週4勤務なんて考えられなかった。

お昼からの勤務を希望するのにも理由がある。
これは別のnoteにも書いた気がするが、
私は生まれつき睡眠のサイクルがずれている。
夜眠るのは2時か4時、起きるのは9時か11時が多い。
矯正のため薬を服用すると22時や23時に眠れてもお昼過ぎか夕方まで寝てしまうという体質である。(薬を服用した当時は、虐待の後遺症である不安症状のほうが強く出ていた。そのため、処方されたのは抗不安薬であり、副作用で眠気を誘発するからと、主作用と副作用、両方の効果を狙ったものである。これがバッチリ効いて20時間ほど眠ったのだ。)

もし、出勤がほとんど必要なく、課題と納期のみ与えられてこなせばよいような仕事があればとてもすてきだな、と思う。

1つネックがあるとすれば、圧倒的な経験、実力不足だ。
高校卒業後は大学進学を考えていたものの、あまりの自分の体調の悪さと、金銭的な問題(給付型だけでなく貸与型奨学金も借りなければ授業料が支払えない、入学金の支払いも危うい状況だった)が私のなかで大きく、大学を通いきったり奨学金を返済したりすることに自信が持てなかったので、進学そのものをやめてしまった。
後悔はしていない。
しかし、高校生活の半分を進学のために使ってきた私には就活に使えるスキルがまるでなかった。
これじゃダメだとIT系中小企業へインターンに行った後、案件をいただくことができたので数か月は仕事をすることができたが、それ以降は鳴かず飛ばずで正規採用は私が働ける時間での求人がほとんどなかったため、接客というIT系とは異なる場所でアルバイトとして働くことになった。

生活を考えると、安定を望める正規での採用がいい。
アピールできるものはほんの少しだが実績がある。
しかし、募集がかかるのは私が勤務に困難な条件のものが多い。
アピール以前の問題をどう突破していくか、未だに私は解決策がわからないでいる。

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