年末なので矢沢永吉CONCERT TOURに行って来た


40代で初老、50代で老年と言われていたのは昔の話しで、現代では50代から60代までを初老と呼ぶと言われている…と思いたい。

そんな事を思いながら師走に横浜アリーナで行われた矢沢永吉さん(以下、永ちゃん)のコンサートへ行ってきました。

10代の頃から多種多様なアーティストのLIVEを見てきましたが、今でも行けるのは永ちゃんのコンサートだけ。

何故か?

永ちゃん(御歳74歳)が続けているのはもちろん、来場するファンが高齢層なので行きやすいのです。
会場に集まるファンは孫がいる世代の方もいるでしょう。
チャイナドレスやミニスカボディコンを着たセクシーだったお姉さん達も、「アレは夢だったんじゃないか」と思ってしまう。

反面若い世代は少なく、来場者の平均年齢はかなり高いと思われます。
若い世代の音楽とは楽曲の雰囲気も違いますし、時代背景も違うから仕方がないでしょう。
バブル期の楽曲を今の若い人達に聞かせても理解されなそうですし。
なかなか若い世代の来場者を増やすのは難しそうです。

そんな状況下で今の若者などに配慮したのでしょうか?コンサートを楽しむ為、来場者に向けて禁止行為等が改められています。

コロナ禍では、永ちゃんコールや歌唱に合わせて歌う事が制限されていたのですが、評判が良いとの事で開始から本編終了まで引き続き禁止となりました。
 *アンコールはOKらしい。

個人的には細かい事までうるせぇなぁと思いましたが、いろいろな意見を聞いてくれる時代なのでしょう。

実際はみなさん(私達も)開演中はルールを守って楽しんでいました。
確かにとなりで大きな声で歌われたり、ずっと永ちゃんコールされたら楽曲に集中出来ないですからね。
昔から永ちゃんコールを煽るはずかしい輩とか嫌いだったからまぁ良いかと。

そんなこんなで老いた世代の祭典も始まってしまえば老いを忘れ盛り上がります。

永ちゃんの歌も迫力衰えず、マイクスタンドも蹴り上げています。

いや〜楽しい!

けれど、肩が痛い!

腕が上がらない!

タオルを高く投げれない!

でもストレスのリセットにはなった。
これが初老の楽しいコンサートの参戦。

終わった後の会場周辺は、ニコニコしたオジサン&オバサマでいっぱい。この光景を見た若い世代はどう感じるのか…。

以上

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