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訪問マッサージの魅力3選

今回は訪問鍼灸マッサージ業の魅力、「これがあるからこの仕事を続けているんだよね」「訪問鍼灸マッサージをやっていて本当に良かった!」と感じていることについて書いていきます。

魅力1 人生最期の時間を共にいることを許される

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この一点に尽きる。こう断言しても過言ではないです。
患者様はもちろん高齢者ばかりではありませんが、現在担当させていただいているほとんどが、末期がんや難病を患って寝たきりになっています。
一人の人間の人生が最期を迎える数ヶ月、数年。

人生で最も濃密な期間だと思っています。

そこに共にいることを許される有り難さ。そばに居ていいよ、と言われることは自分という存在をそのまま認めてくれていることでもあります。私はそう受け取っています。

その対価として施術をさせていただく。全身全霊で自分の持っているスキルを出し切る。常に学び、自分をアップデートし続ける。これが礼儀だと思っています。

時に、ご家族以上に濃く、長い時間を共にします。
お亡くなりになる前日、当日まで施術に入らせていただくこともあります。自分の家族以外でそこまで濃密なお付き合いが出来る仕事はそうそうあるものではありません。

ましてや、鍼灸やマッサージは介護士さんや看護師さんのように『生きていくのにどうしても必要なもの』ではありません。
なくても困らないけど最期までいて欲しい
そう言われたら、最高ではないですか?
これ以上自己肯定感を高めてくれる職は他にないとも思っています。

魅力2 直接の感謝をいただける

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魅力1と若干被りますが、患者様はもとより、ご家族、医療・介護の関係者、ほとんど全ての方達に感謝の言葉をいただくことが多いです。

その理由として、鍼灸マッサージ師にしか出来ないことを提供できるからです。最近は看護師さんが独学でオイルマッサージをしたり、PTさんがマッサージをしたりすることも増えてきました。

言葉は悪いですが所詮、素人です。マッサージを徹底的に磨いてきた専門家には敵いません。

私への依頼でも、既にマッサージのようなものをして貰っているけど、「もっとちゃんとやって貰いたくて」と依頼してくださる方が多くいます。
マッサージ師の皆さんは自信を持って自分の技術を世に出していきましょう。

特に患者様がお亡くなりになった後、ご家族様から涙ながらの感謝をいただいた時などは、この仕事をやっていて良かった心の底から湧き上がる感動があります。
整骨院勤務時代はここまで感動する事は一度もありませんでした。

魅力3 自分の技術が最大限活かされる

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鍼灸鍼灸マッサージ師の最も求められている場所は在宅療養
そう確信しています。美容でも街の鍼灸院でもありません。訪問にこそ本当のニーズがあります。

鍼灸、マッサージ、整体、外傷知識、傾聴、日常会話、立ち居振る舞い、礼儀などなど求められるレベルはかなり高いですが、その分のやりがいは半端なくあります。

自分を出し切って喜んでいただけた時にはやっていて良かったと思いますし、もっと喜んでいただけるには、もっと穏やかな毎日を過ごしていただくためには、と次へのモチベーションも常に溢れてきます。

まとめ

以上、私の感じている訪問マッサージ業の魅力3選でした。
「これがあるからこの仕事を続けているんだよね」「訪問マッサージをやっていて本当に良かった!」と感じる事は整骨院勤務時代の何倍もあります。

決して満足する事はなく、「もっと良いものを」と自分自身も磨いていけます。そんな職に就いている自身を誇りに思うこともできて、施術を通じて自分自身の人生が豊かになっているのを感じています。

独立を考えている施術者の皆さん、起業、副業をお考えの皆さん、訪問鍼灸マッサージ、なかなか良い職業ですよ。

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