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訪問マッサージ導入のメリット

今回は患者さん側、施術者側両面から見た訪問マッサージ導入のメリットをご紹介します。メリットだらけです。
この記事を読むことで、あなたの介護・在宅療養生活を劇的に改善してくれるヒントを得ることができます。是非最後まで読んで、実際に導入したり、知り合いに教えてあげるなど行動してみてください。

実際に介護をされている方や、いつかする予定の方には参考になる内容ですが、「私は介護なんてやらないし受けないし、一生無縁です」という方には全く必要のない内容ですので、これ以下は見ないで他のブログにどうぞ。

メリット1 効果が出やすい

高齢女性 グッと


老化が進んだ高齢者は効果が現れるまで時間がかかるので、通院では効果が出る前に脱落してしまうことが多くあります。私が何年も訪問を続けている方からも「来てくれるから続けられるのよね」という声をいただくことも多々あります。

訪問では毎週同じ曜日、同じ時間に(よほどの悪天候でない限り)来てくれるので、一定間隔で施術を継続できる。また、同じ施術者が担当していることがほとんどなので、自分の体を良くわかった人に施術してもらえるというメリットもあります。

施術者側からしても、毎回次回の予約や効果のなかなかでない高齢者に対して、続けて通わせる労力を使わなくて良いのは大きなメリットです。
長期的視点で余裕を持って施術に取り組めるのは、高齢で難治性の疾患でも改善率は高くなります。

患者様、施術者、双方に良い事だらけです。もちろん、きちんとした施術が出来ていることが大前提ですが。

メリット2 話し相手になれる

寄り添う夫婦

医師や看護師などの医療職より身近な存在。介護保険とも関係なく、隙間にいるような存在です。これを嫌がる鍼灸師もいるようですが、私はこのポジションがあるからこそ鍼灸マッサージ師が生き延びられていると考えています。その隙間の存在のため、医療や介護への不満や不安の吐口になっています。

「あの先生が、あの看護師が、私の気も知らないでこんなこと言った」「ケアマネにこんなこと言われた。悔しい」なんて不満は結構聞きます。ひたすら聞いたり、なだめたり、励ましたり。
それをしてもらうために、白衣などは着ないでポロシャツなどラフな格好で、打ち解けやすいよう気を配っています。

施術中は世間話をしたり、ご家族の歴史を聞いたり、戦争中の貴重な話を伺ったり、人生の先輩からいろいろなお話を伺えて、非常に勉強になることも多いです。心の距離は非常に近い存在と言えます。

メリット3 精神的に安定する

ハート

在宅療養は孤独です。たとえ家族と同居していても、「自分は迷惑ばかりかけている」「負担をかけて申し訳ない」と家族に対して負い目を感じている人は多くいます。

そこに、決まった日時に決まった施術者が気楽に訪ねてきてくる。変化に対応するのに時間のかかる高齢者はそれだけでも安心します。
好きな話をして、マッサージを受けて、心も体も軽くなる。これが一番のメリットかもしれません。

ご家族にとっても、施術者が間に入ることで適度な距離ができるというメリットがあります。これが意外と大きい。介護が行き詰まってしまうのは、家族だけに距離が近くなり過ぎてしまって、息が詰まってしまうことが原因に挙げられます。

まとめ

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介護は家族だけがやる時代はとっくの昔に終わりました。できる限り家族は手を出さず、保険できるサービスをうまく使って、プロに任せましょう。マッサージに限らず、どんなサービスでも使えるものは使って、家族だけで抱え込まないようにしましょう。

以上、患者さん側、施術者側両面から見た訪問マッサージ導入のメリット3選をご紹介しました。
是非訪問マッサージを実際に導入したり、知り合いに教えてあげるなど行動してみてください。

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