見出し画像

夏にはこのアルバム

夏の暑さは嫌になるけど、音楽を聴くことでちょっと涼しい気持ちになったり、逆に暑苦しい音楽を聞きたくなったりします。今回は、夏にぴったりなアルバムを3枚紹介します。

暑い外ではこのアルバムを!

https://ozounirecordsworld.tumblr.com

工藤祐次郎 「暑中見舞い」

弾き語りをベースに活動しているシンガーソングライター工藤祐次郎が、2019年にリリースしたミニアルバム。
アルバムの名前からして、夏です。全編弾き語りで、纏っている空気が心地良いです。もわっとした暑苦しい空気の中でも、このアルバムを聴くと夏も悪くないなという気持ちになります。都会よりも、田舎で過ごす夏のイメージがあるので、何かしら緑があるところで聴くと更にいいです。イヤホン越しから聞こえる蝉の声も音楽の一部になって、最高になります。
このアルバムを聴いたら、「残暑見舞い」も続けて聴いてみてください。特に、「悲しいうた」がおすすめです。工藤祐次郎のHPによると、「暑中見舞い」がひなたなら、「残暑見舞い」は日陰で対になるイメージとのこと。

クーラーの効いた部屋ではこのアルバムを!

https://fazerdaze.bandcamp.com

Fazeredaze 「Morningside」

宅録で音楽制作をしているニュージーランドのシンガーソングライターFazerdazeが、2017年にリリースしたアルバム。
印象的なイントロから始まる「Lucky Girl」は疾走感があり、「I'm a lucky Girl」と繰り返すところが癖になります。
全体的にスローテンポで優しいアルバムです。ノイズやリバーブがかかっている浮遊感のあるサウンドは、どこか現実離れているような印象を受けます。天国、楽園みたいな感じ。暑そうな外の景色を窓から見ながら、クーラーが効いた涼しい部屋で夏の暑さから現実逃避しましょう。

夏休みのお出かけのお供にはこのアルバムを!

https://neveryoungbeach.jp

never young beach 「A GOOD TIME」

2017年にメジャーデビューしたバンドnever young beachが2017年にリリースしたアルバムです。
夏が来たねーっていう嬉しさに包まれている曲、「夏のドキドキ」から始まります。「炎天下で飲む はじけるサイダー」「カブトムシに笑われちゃうわ」といった夏と言えばこれだよねという歌詞が詰まっています。特におすすめの曲は、「なんかさ」です。サウンドの爽やかと、自分の不甲斐なさを歌っている歌詞が対比的で胸に沁みます。「なんかさ」では自転車、「気持ちいい風が吹いたんです」ではバス「CITY LIGHTS」では車、「海辺の町へ」は電車というように、乗り物が歌詞に多く出てくることからも、お出かけのアルバムといえるでしょう。
どの曲も爽やかなこのアルバムを聴けば、気持ちいい風に吹かれながら目的地にたどり着けるはず!

3つのアルバムを選んでみたら、どのジャケットの色も青系、水色系で似ていました。やっぱり、夏は水色なんですかね。そして、3枚とも10分程度から30分程度の短いアルバムなので気軽に聴けるので、気になったら是非聴いてみてください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?