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僕の中での自閉症支援の情報の経過

今朝の佐々木康栄先生のVoicyで、日本での自閉症支援や啓発がどのように発信されてきたのかを振り返ってました。
中山清司先生がゲストで、必聴です。

僕の中での情報の経過を考えると…
2001年の大学3年生からのゼミがスタートです。戸部けいこ先生の漫画「光とともに…」の1巻が発売されていて、2巻の取材をされていた頃でした。
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自閉症の事は全く知らずにゼミに参加していて、漫画家さんが来るってなり、早速漫画を購入して、サインをもらった。(と思うが、サインをもらったのは後日かな…?)

ちなみにうちにはサイン本の1巻が2冊ある。
こうして思い返すともはや記憶も曖昧です。

ドラマ「君が教えてくれたこと」もありました。
主演はともさかりえさんと上川隆也さん。僕は高校の2〜3年生を演劇部で過ごしたので、劇団キャラメルボックスの役者だった上川さんが好きだったので、ドラマも注目してました。
(このドラマの影響で、当時はこのモデルとなったと言われる杉山登志郎先生の本をよく読んでいた)

高機能自閉症の方を演じるともさかさんがパニックになり、上川隆也さんがその背中をとんとん叩いて落ち着かせるシーン。
実際はこの対応が良いかというと微妙、そんな話を聞いたのは衝撃的で記憶に残っている。

自閉症支援は、いわゆる健常者の常識を当てはめるだけではうまくいかない事を知った。

時系列は不明だけど、「光とともに…」のドラマ版は山口達也さんと篠原涼子さんが演じてた。

単発ドラマの「抱きしめたい」は和久井映見さんと加瀬亮さんだったかな、加瀬さんの演技が素晴らしかった記憶がある。DVDになってないのが残念。(加瀬さんはハチミツとクローバーで真山を演じていて好きな役者さん)

映画にもあった。
洋画でギルバードグレイブ、マーキュリーライジングなど。忘れちゃいけないのはレインマン。これでトムクルーズが好きになった。トップガンは観てない。

自閉症の世界を知る上で、ニキリンコさんの本も読んでいた。言葉で発信してくれるのは、当時の僕には新鮮だった。

そうそう、梅永雄二先生の「こんな支援があれば」という名著!?もある。当事者の声を集めた本で、1〜3巻まである。
それぞれの当事者のストーリーをまとめていて、困った、大変だった、で終わらずに「その時、こんな支援があったなら、良い結果があったのではないか」という前向きな切り口であるのがまた良かった。

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特に印象に残っているのはこのくらいです。
後で思い出したら追加しときます。


僕のラッキーは、無知な学生時代に、本物の支援を知ってる先生から自閉症支援を学べた事。そして、本物の当事者であるお子さん2人とそのお母さん方から学ばせてもらった事。

ここがスタートで、僕の全てです。

おかげで、変ななんとか療法などに走る事なく歩んでこられました。
とはいえ、元々学んだもののスタンスが、良いものは取り入れるというものだったので、当時は疑問を持っていた療法の勉強会に参加してみて良い部分を発見したり疑問を持った部分はやはり微妙だと再認識したり。

よく先生に言われた「中村はその頃が一番勉強してたよな」はあながち間違いではないかも。

今は実践と(少しの)勉強とを繰り返し、利用者さんの人生がキラキラしたものになるよう、サポートしています。

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