今週読んだ海外記事と雑感（2020.10.19）

しばらくIELTSの勉強を優先させていたのでここ最近あまり海外記事が読めていなかったのですが、テストがひと段落したのでいつものペースでピックしていきたいと思います。
しばらくnoteにまとめていなかったので少し前にピックした記事も入れつつ、いつも通り有料部分としてニュースへの雑感を書いています。

1. IGTVとReelsにショッピング機能が搭載

いよいよIGTVとReelsにショッピング機能が搭載されることに！！まだ一部のユーザー限定の機能のようですが、コロナ禍でライブコマースの勢いが増しているのでブランドはこぞって導入したがるのでは。動画再生中にショッピングボタンがでてくるこもすごいhttps://t.co/WjrAiSaYeg

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 7, 2020

実際の画面はこんな感じ。動画内で複数のアイテムがでてくるけど、ちゃんとそのとき紹介してるアイテムがボタンとしてでてくるのでアップするときに全部設定してるのかな？
アマプラでやってた「ビューティー・ザ・バイブル」とかこのフォーマットでやったら化粧品爆売れしそう… pic.twitter.com/WZjD7EaFhW

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 7, 2020

SEPHORAやエスティーローダーの動画は美容部員が使い方や色味を解説する形式の動画だったけど、百貨店とか雑誌とかがやるなら芸能人とかキャスティングしてお気に入りコスメを紹介するIGTV作って自社ECに飛ばしたらめちゃ売れそう。meecoとか、田中みな実をキャスティングしてやればいいと思う

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 7, 2020

2. adidasがジェンダーニュートラルを意識した店舗をオープン

adidasが「ジェンダーニュートラル」を意識した店舗をロンドンにオープン。メンズ・レディースのアイテムをミックスし、どちらのアイテムも買いやすいように展開しているとのこと。Z世代の56%がジェンダーを超えて買い物をしたことがあるという調査結果も興味深い。https://t.co/EKi82Exo0G

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 12, 2020

adidasのようなスポーツブランドは特にジェンダーニュートラルとの相性がよさそう。とはいえ、女性がメンズカテゴリのアイテムを手に取る機会は増えても逆はなかなか難しいようで、ゆくゆくは共通のサイズ表記にしたりしてもいいんじゃないかなーと思ったりします。

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 12, 2020

3. 上海ファッションウィークに見るファッションショーの未来

コロナの影響で軒並みオンライン化を迫られていたファッションショーですが、上海コレクションでは早々に人を集めての従来通りのショーを開催。その一方でライブ配信も並行して行い、オーダーはデジタル化するなどそれぞれのよい点を取り入れているもよう。https://t.co/pY9ATbOukp

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 9, 2020

個人的には、一般の人にとって縁遠い「コレクション」というものを、世の中の価値観をリードするひとつの芸術作品として楽しんでもらうきっかけとしてライブ配信は強化されるべきだと思うし、インスタライブにコマース機能がついたことを考えると見てすぐ買う、みたいな動きも増えそうだなーと

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 9, 2020

4. H&MがGoogleのサービス上でやりとりできるライブチャットをローンチ

H&MがGoogleの各種サービス上でダイレクトにライブチャットできる機能をローンチ。自社サイトのみならずGoogleマップや検索ページ上で顧客の質問に答えられるようになることで、店舗に案内したり検索を手伝うことができるように。https://t.co/r5rZU58JSH

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 9, 2020

「検索画面でチャットできるようになる」がいまいちピンときてないのですが、「H&M」を検索した際にHPに飛ばずとも質問ができるということ…？この実装はアメリカ限定らしいので実際にどういう動きをするのか動画で見たい。。。

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 9, 2020

5. 大統領選を機に広がる「QAnon」が小売に与える影響

大統領選をきっかけに急速に広まっている陰謀論「QAnon」ですが、関連する商品をetsyが除外する活動をはじめるなど影響範囲が大きくなりはじめているもよう。しかし「QAnon」で除外してもスローガンを使った関連商品が次々にでてくるためいたちごっこに。。。https://t.co/QJcrE8etT6

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 12, 2020

こうした社会的ムーブメントに対してSNSの運営会社が介入するのは珍しいことではありませんが、Etsyやebayといった小売企業までが対策に乗り出しているのは異例の事態な気が。それだけファッションとイデオロギーの距離が近づいているということなのかも。。。

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 12, 2020

日本の場合はヘイト本など書籍の世界でこうした問題が取り沙汰されがちですが、誰もがものを作り販売できる世の中になったからこそ、インモラルな商品をどこで線引きし対処していくかがますます求められていくことを感じます

— 最所 あさみ（asami saisho） (@qzqrnl) October 12, 2020

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ここ最近のビッグニュースといえば、冒頭にピックしたIGTVとReelesのショッピング対応。早速いくつか対応アカウントのIGTVを見てみたのですが、購買意欲がそそられてから商品詳細を見るまでがスムーズなのでブランドのインスタ活用が大きく変わりそうだなと思いました。

特にIGTVはライブ配信のアーカイブに使われるくらいで、これまで力をいれているブランドは少なかった印象ですが、商品にダイレクトに誘導できるようになったことでYouTubeよりもIGTVに力をいれたいというブランドが増えてきそう。

あと個人的に思ったのは、Twitterでも少しふれたように有名人の愛用品紹介コンテンツから商品ページに飛ばすコンテンツの可能性が大きくなりそうだなということ。