見出し画像

ウェルネスブームの次に起きること

昨年はCBDが大きな話題になったけれど、最近は薬用キノコがアメリカでブームの兆しを見せているらしい。

ウェルネス分野は5年ほど前からじわじわ成長し、コロナ禍もあって数少ない成長分野になった。雑誌やWebメディアでも「自律神経を整える」「はじめての漢方入門」などの特集が増え、ライフスタイルの一環として健康を意識する人が増えていることを感じる。

ウェルネス産業はアメリカで特に注目されており、前述の薬用キノコやCBDを含め、過激なものも多い。グウィネス・パルトロウのブランド・goopがNetflixと共同で作った番組シリーズで取り上げている体験も、なかなかにエキセントリックである。

ウェルネスは美容とも紐づいているので今後さらに拡大していく可能性が高い分野ではあるものの、その成長のためにはこれまでのITバブルやD2Cブームとは異なる課題とリスクがある。

ここから先は

1,182字

「余談的小売文化論」の内容に加え、限定のSlackコミュニティにご招待します!

消費文化総研

¥2,500 / 月 初月無料

「消費によって文化を創造し受け継いでゆくこと」を考えるコミュニティマガジンです。 有料マガジンの内容に加え、購読者限定Slackで議論を深…

余談的小売文化論

¥800 / 月 初月無料

「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手…

サポートからコメントをいただくのがいちばんの励みです。いつもありがとうございます!