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野球にも芸術点を作るべきだと思う

ご存知の通り、野球というのは点をとったりとられたりして勝敗が決まるゲームです。

どんなに泥臭い1点だろうと、1点は1点。1アウトは1アウトです。

でも、一度立ち止まって考えてみてほしい。
私たちに感動を与えるのは、本当にその点をとる/とられるの部分だけなのか?と

点やアウトに絡まなかったとしても、その動きの美しさで人に感動を与えることもあるのではないか?
そう、さながらフィギュアや新体操のように。

という私個人の勝手な見解をもとに、「これは芸術点を与えるべき」という選手をピックアップした上に勝手に賞まで作ってみたので、ぜひこの問題については球界全体で議論していきたい所存です…!!!

1.美ホームラン王

大谷のホームランの美しさがきっかけで"芸術点を取り入れよう!"と思ったほど、彼のホームランは美しい。

大谷がホームランを打つと、敵味方関係なく思わず拍手してしまうほどです。

193cm、92kgという日本人離れした体格を武器に、ダイナミックな一振りでボールを軽々とスタンドに運ぶ様子は何回見てもため息もの。

スイングをみていると体のひねりがすごくて、空振りした時のスイングスピードが恐ろしいくらい。

今年はダルビッシュとともに肉体改造に励んだおかげもあってか、さらに手のつけられない打者に仕上がっている気がします。

そんなしなやかな筋肉で作り上げられた巨体を存分に使った大谷のホームランは、打った瞬間にそれとわかるホームランです。

私はメカニクス的な知識はないけれど、とにかく彼のホームランは美しい。

文句無しの美ホームラン王です。

2.首美打者

今年のセリーグ首位打者といえば大正義坂本さんですが、坂本ってフォームも綺麗なんですよね。
ちなみに今年はフォームを改造してキャリアハイを更新した点も話題になりました。

この動画の1分10秒くらいからじっくり坂本のフォームを見ることができますが、体の使い方がしなやかでありながら下半身から上半身への力の伝わり方がスムーズで美しい。

今のフォームと去年のフォームを比べると、去年までは下半身と上半身の動きがあまりスムーズではなかったんだなと気付かされます。

そして今年は後半失速したものの、2年連続トリプルスリーを達成した我らが山田哲人さんの打撃も美しい。

哲人さんの打撃を見ていると、ヒットになるべくしてヒットになっているような、打たれるために投げられた球なのかな?と感じる瞬間が多々あります。

もともと選球眼がよく、自分が勝負しやすい球を粘って待つことができる選手だからなのかも。

バッドをぴょこんと立てる独特のルーティーンもかわいい。

番外編として、角中の変態打法もぜひ!

「え!?今のは明らかにボール球でしょ!?」という球をヒットどころかホームランにしちゃったりするのでほんと恐ろしいバッターです。

これはこれで一種の芸術である。

3.最美勝投手

投球フォームの美しさに関しては、ここ3年くらい能見さんがトップを独走しています(私調べ)。

今は少数派になってしまったけれど、やっぱりセットポジションよりもワインドアップの方が美しいんじゃ〜〜〜〜〜〜

ちなみにワインドアップは腕をあげることではなく、投手板を踏んでいる軸足とは逆の足を投手板の上か後方に置いてから投球動作に入ることなのでお間違いなきよう。

でもワインドアップの選手はだいたい大きく腕をあげてるので、わりとニアリーイコールな気もしてます。

「大きく振りかぶって」という形容詞を実況で聞く機会も減りましたが、美フォームラバーとしてはぜひ絶滅させることなく細々と継いでいってほしいなと思う次第です…。
あとサブマリンとかサイドスローもね!

4.AG(アーティスティック グラブ)賞

わかってると思いますけどもちろん菊池です。
これだけは絶対異論は認めません!

たぶん向こう10年くらい菊池の独壇場だと思いますが悪しからず。

ということで、数ある菊池動画の中でも素晴らしい仕上がりだった動画をご紹介!

菊池はぜひ一度MLBでプレーしてみてほしいなあ…。

たぶんこれとか組む相手次第で菊池もできるやろ!

今組んでる田中広輔も別に悪くはないのだけど、最高レベルのショートと組ませてみたい。

そういう意味ではオールスターの坂本との二遊間とか最高でしたよねえ…。

みんな!!!これがプロの二遊間だよ!!!

早く平沢くんが育って、日本代表で菊池と組んでくれることを願ってやまない…!

大事に育ててあげてください。

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異論・反論も絶賛募集中なのでぜひみんなで美しいプレーを愛でましょう。

美しさは正義!!!!!

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