あなたは、ただただずっと、あなたらしくいてほしい。

好きな人たちには、ずっと輝いていてほしいと思う。

いわゆる『いい顔してる』というやつだ。

久しぶりに姿を目にした時に『いい顔してる』と感じる瞬間は、自分のことのように嬉しい。

でもそれは単に有名になったとか、すごい人に評価されてるとか、大きい仕事をしたとかで測れるものではなくて、有名になればなるほどしんどそうになる人たちもたくさんいる。

好きな人には成功してほしいし、夢を叶えてほしいから、応援する側もついあれもこれもと望んでしまいがちだけれど、私は本当の意味で人が『輝く』ということは、『無理していない』ときだと思っている。

それは努力しなくていいということではなく、自分らしさに嘘をつかないということ。

輝くためには絶対に努力も必要で、そのためにはしんどい思いもしなければならないこともある。

でも、その努力の方向が自分らしくあれば、どんなに大変な思いをしても、人はますます輝くものなのだと思う。

だから私は、相手が何かを成し遂げたとか、勝ったとか達成したとか以上に、『今日も自分らしくあれてよかったね』ということを祝福したい。

結婚や転職といった人生の転機も、その事象そのものがめでたいのではなく、『より自分らしい場所を見つられてよかったね』という意味で私はおめでとうという言葉を使う。

好きな人たちにはいつも幸せでいてほしい。

それはつまり、自分が本当にありたい姿に近づくこと、そして本当にやりたいことをのびのび実現するということ。

私がみんなの幸せを祈っているように、私もたくさんの人に幸せを願ってもらっているからこそ、『がんばる』の方向を間違えないようにしようと心に誓った週末の午後。