アニメ「進撃の巨人」第20話

アニメ「進撃の巨人」の好きなポイントについて語っていきたいと思います。
全て自分の主観的な好みで語っていきます(笑)
原作は読んだことがなく、アニメ勢なので、アニメからわかることしか知りません。
アニメで放送済みのファイナルシーズンまでは見たので、そこまでのネタバレ等はあります。
気軽に読んでいってくれたら嬉しいです。

※太字の文章に関して
アニメの音声を聞いて、文字を起こしているため、言葉を間違えていたり、漢字が違ったりしている可能性があります。
もしお気づきの点がありましたら、教えてくださると嬉しいです。

それでは、始めます!


エルヴィン・スミス~第57回壁外調査④~

シガンシナへのルートを探るために出発した調査兵団は、知能を備えた女型の巨人と遭遇した。
次々と兵士が倒れる中、兵団は誰一人その意味を理解しないまま、巨大樹の森へと走り込んだ。


オープニング(自由の翼)


女型の巨人を生け捕りにした調査兵団。
104期のメンバーは何が起こっているかわからず戸惑っている。

ジャン「アルミン、今森の奥で何かやってるみてえだが、なんとなく察しがついてきたぞ。あの女型巨人を捕獲するために、ここまで誘い込んだんだな。もっと正確に言えば、やつの中にいる人間の捕獲だ。エルヴィン団長の狙いは」
エルド「団長には、簡単に我々を信用できない理由があったんだと思う。仲間を信用できない理由なんて一つだ。巨人になる人間、もしくはそいつに協力する諜報員のようなやつが兵団にいる」
グンタ「諜報員…ほんとにそんなやつが?」
エルド「少なくとも団長はそう確信しているはずだ。おそらくこの作戦を知らされたのは、5年前から生き残っている兵だけだ」
ペトラ「私…あの時団長にそれを質問されたんだ…」
エルヴィン「君には何が見える?敵はなんだと思う?」

このセリフ、みんなに一人ずつ団長が言ってたと想像すると、ちょっとかわいい(笑)

エレン「これが成功すれば、この世界の真相に迫れることになる。でも、そのためだとしても、人が…死にすぎた」
エルド「団長は間違っていたと思うか?」

ここらへんのシーン。
リヴァイ班のメンバーとジャンたちが一緒にいるかのように、自然と会話が繋がっているのがすごいです。

ジャン「正しいとは言えねえだろ。内部の情報を把握してる巨人の存在を知っていたらよ。対応も違ってたはずだ。おまえのところの班長達だって…」
アルミン「いや、間違ってないよ」
ジャン「は…何が間違ってないって?兵士がどれだけ余計に死んだと思ってんだ」
アルミン「ジャン、後でこうするべきだったって言うことは簡単だ。でも、結果なんて誰にもわからないよ。わからなくても選択の時は必ず来るし、しなきゃいけない。100人の仲間の命と壁の中の人類の命、団長は選んだんだ。100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

すごい選択。
結果は誰にもわからない
リヴァイ兵長も同じことを言っていたけど、それは「悔いなき選択」のエルヴィンから伝えられたことであって、アルミンはエルヴィンと話してもいないのに、この考えを持てていることがすごいと思います。

エルド「エレン、おまえはまだ知らないだけだが、それも今にわかるだろう。エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されている理由がな」

「人類の希望である調査兵団が託されている」
重い言葉だな。
ウォール・マリア奪還作戦で、「エルヴィン団長死なないでー」って思ったけど、この言葉を聞くと、「お疲れ様でした。もうゆっくり休んでください」と言いたくなる。

アルミン「対して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ。何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと大事なものを捨てることができる人だ。化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら、人間性をも捨て去ることができる人のことだ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう」

アルミンにとって、一番重要なこと。
「何も捨てることができない人には、何も変えることはできない」
これが最後までアルミンにとっての信念だったように思います。

現在公開可能な情報

対特定目標拘束兵器①
特定の巨人を拘束することを目的として、新たに開発された調査兵団の兵器。
対特定目標拘束兵器②
積載している樽の中には七本の鉄の筒が敷き詰められており、その筒には矢じりを両端に付けたワイヤーが螺旋状に内包されている。


女型の巨人を前にして高揚するハンジさん。

ハンジ「これでどう?もう痒いとこあってもかけないよ。身じろぎ一つできないよ。たぶん、一生。傷を塞げば塞ぐほど、関節が強固に固まっていく仕組みだ。しっかし肝心の中身さんはまだ出せないのか?何やってんだよ。リヴァイとミケは」

ここのハンジさん、男味がありすぎてかっこいい。
そして、共闘するリヴァイとミケ。
リヴァイはよく喋るけど、ミケはあまり喋らず、身振り手振りで表現するのがちょっとかわいい。

エルヴィン「体の一部の表面を硬質な皮膚で覆うことができる能力か。話に聞く、鎧の巨人と似通った性質。立体起動の白刃攻撃をこのまま続ければ弱っていくのか?試している時間はない。ならば…発破の用意だ。目標の手を吹き飛ばせ」
リヴァイ「おい、いい加減に出てきてくれないか。こっちはそんなに暇じゃないんだが。な、おまえはこれからどうなると思う?おまえはこの状況から抜け出すことができると思うのか?こっちの迷惑も少しは考えてほしいもんだ。おまえは確か、いろいろなやり方で部下を殺していたが、あれは楽しかったりするのか?俺は今楽しいぞ。な、おまえもそうだろ。おまえなら俺を理解してくれるだろ。そうだ…一つ聞きたいことがあった。おまえの手足を切断しても大丈夫か?また生えてくるんだろ。おまえ自身の本体の方だ。死なれたりしたら、困るからな」

冷徹冷酷なリヴァイ兵長。
本当にかっこよすぎますよ。
めちゃくちゃ怒ってる。
部下を殺されたことに対して、本気で怒ってますよ。
でも、アニの気持ちを考えると辛い。
きっと楽しくて殺していたわけじゃないのに…。
そうしなきゃ故郷に帰れないから…。

女型の巨人が叫ぶ。

リヴァイ「てめえ、びっくりしたじゃねえか」

この言い方めちゃくちゃ好きです。
「びっくり」っていう言葉のチョイスが好き。
「驚いたじゃねえか」ではなく、「びっくりしたじゃねえか」
かわいい…(笑)

ミケ「エルヴィン、におうぞ」
エルヴィン「方角は?」
ミケ「全方角から多数、同時に」

エルヴィン団長が意表を突かれた時の顔が好き。
あまり見ることができない顔。
それでも、一瞬で把握して、次の行動を考えている。

リヴァイ「おい、てめえ、さっきなんかしやがったな」

口悪いったらありゃしない(笑)
女型の巨人の頭の上にちょこんと乗ってるリヴァイ兵長のミニチュア感がたまらないです。

エルヴィン「全員戦闘開始!女型の巨人を死守せよ」

リヴァイ、ハンジ、モブリット、ミケ、とほんとオールスター戦!
このメンバーでも、無理なほどの巨人の数だったんだな…。

エルヴィン「やられたよ…」
リヴァイ「なんて面だ。てめえ、そりゃ」
エルヴィン「敵にはすべてを捨て去る覚悟があったということだ。まさか、自分ごと巨人に食わせて情報を抹消するとは」
リヴァイ「審議所であれだけ啖呵切った後で、このざまだ。このままノコノコ帰ったら、エレンも俺たちもどうなることか」
エルヴィン「帰った後で考えよう。今はこれ以上損害を出さずに帰還できるように尽くす。今はな…」
リヴァイ「俺の班を呼んでくる」
エルヴィン「待て、リヴァイ。ガスと刃を補充していけ」
リヴァイ「時間が惜しい。充分足りると思うが、なぜだ?」
エルヴィン「命令だ。従え。」
リヴァイ「了解だ。エルヴィン。おまえの判断を信じよう」

ここ大好き!!
もうこの時点で、エルヴィン団長は、もう一試合あることを予想している。
そして、リヴァイ兵長が、エルヴィン団長の「命令だ。従え」の言葉だけで、すべて従っているのが、ここの二人の関係性を示しているように思います。
エルヴィン団長の指示が間違うことがないことの証明にもなってる気がします。


リヴァイ班。

エルド「オルオ、ペトラ。おまえら二人とも初陣で小便漏らして泣いてたくせに立派になったもんだな」
ペトラ「いやーーーー言うなよ。威厳とかなくなったらどうするんだよ、エルド!」
エルド「事実だろ?ちなみに俺は漏らしてないからな、エレン」
オルオ「バカめ。俺の方が討伐数とかの実績は上なんだが!上なんだが!バーカ」
エルド「討伐数だけでは兵士の優劣は語れない」
オルオ「うるせえ、バーカ」
エレン「ペトラさん、空中でまき散らしたってことですか?」
グンタ「いい加減にしろ!おまえらピクニックに来てんのか?壁外なんだぞ、ここは。ちなみに俺も漏らしてねえからな、エレン」

なんだこの会話(笑)
どれだけ仲良いのか。
そして、オルオが小便漏らしたことに触れず、ペトラが漏らしたことに興味津々のエレンかわいい。
やっぱ男の子だなって感じる(笑)
そして、オルオ。さっきまで饒舌に喋っていたのに、不意を突かれると「バーカ」しか出てこないのかわいい。

ハンジ「エルヴィン。どうしてリヴァイに補給させたの?時間がないのに」
エルヴィン「女型は食われた。だが、君は中身が食われるのを見たか?俺は見てない」
ハンジ「まさか…」
エルヴィン「ああ。依然君が言っていた推論通り、巨人化を解いた後も、ある程度動けるタイプだとすれば…。そして、あらかじめ立体起動装置をつけていたとしたら…。女型の中にいたやつは今、我々と同じ制服を着た…我々兵士の中に紛れ込んでいる」


エンディング(great escape)


第20話。
女型の巨人捕獲シーンでは、エルヴィン、ミケ、ハンジ、リヴァイと、調査兵団きってのオールスターが揃っていて、胸熱でした。
このメンバーの調査兵団には勝てない…(笑)
アニが気の毒になってしまうくらい、リヴァイ兵長は口悪かったですね(笑)
そんな兵長も大好きです。
個人的に、エルヴィン、ハンジ、リヴァイが、お互いのことを呼び捨てで呼んでいるところを見ると胸がキュンとするんです。
上司や部下という関係性ではなく、戦友という感じがして好きです。
104期生がお互いのことを呼び捨てするのは、「友達」「仲間」「愛情」みたいなものを感じるのですが、エルヴィン団長たちの呼び捨てには、「戦友」「信頼」みたいなものを感じます。

読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!

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