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お客様の肌悩みに合わせてスキンケアが選べれない時期がある。

ドラックストアの美容部員の仕事は遣り甲斐があったけど何故、退職したのか?を書いていきます。

そこで勘違いして欲しくないのが、全ての美容部員が当てはまる訳ではないってこと。
そして会社に勤めるって事はそれなりの実績がないと上司から指摘され続けるってこと。

この2点を踏まえて読んでいただけると幸いです。

★ 私が思ってた美容部員は?

美容関係の仕事に就きたいとは思っていたけど今まで自分で調べたり、自分自身の感覚で悩みを解決してきたから正直ピンとこなかった。

なので調査しに色んなドラックストアを回りました。
そこで持った印象は「華やかでお客様の悩みに合わせてスキンケアやメイク用品を一緒に選べて尚且つメイクの仕方や肌の勉強ができる」っていう素晴らしい仕事だなって思いました。


★ 実際に勤めてみると?

勤める前から店頭に置いてあるスキンケア商品とメイク用品の特徴を先輩から教わり、メーカーが主催するセミナーにも行き知識がドンドン増えていく楽しさがありました。

そして前の記事でも書いた勤める前に決めた事、「私に関わったお客様を可愛いそして綺麗に」「良いと思った物しか紹介しない」を守っていたのでお客様から信頼も得て肌に少しでも悩みが出たら話をしに足を運んでくれたり、お勧めした商品の経過報告を聞かせてくれたりと本当にとっても充実してました。



★ そんなに充実してたのに何故?

私が関わってるカテゴリーの売上も毎月右肩上がりで全体的には問題はありませんでした。
むしろ上司から褒められるほどでした。

ですが良いものだけを紹介していく事が困難になってくるのです。

何故ならお客様の悩みを聞く限りではAメーカーのスキンケア商品を紹介したいけど、会社からはBのメーカーのスキンケアを積極的に紹介して欲しいと指示がきている。この実績を出さなきゃいけないって悩みが多々ありました。

Bメーカーの商品がAメーカーより優れていて、成分的にも納得いくもので尚且つ私に頼ってこられるお客様は肌弱い方が多数みえたので購入しても毎日使える商品なのか?を考えると積極的に紹介できない事が多かったです。

この短期間での積極的に紹介して下さい商品の実績がないと数人の上司の方たちから連絡がきます。

会社側の意見も分かる。だからと言って自分自身が得た信頼は失くしたくないし、決めた事を曲げたくもないって思ったので退職しました。


★ 結果的にお客様には良い美容部員

関わった全てのお客様に退職する旨を話せなかったですが、話す事ができた方には今後のケア方法なのどご提案させていただいたのと頼って会いに来てくださったことに感謝の気持ちをお伝えました。

お伝えする際に感じとったのは、「会社からしたら駄目な美容部員だったけどお客様の立場からしたら良い美容部員になれてたのかも」って。

なぜなら、
・次はどこの店で美容部員やるの?
・次はどんな美容の仕事をするの?
・次が決まってるなら教えて!行くから!
など、とっても嬉しい言葉をかけて下さいました。

本当に嬉しくて、お客様の前で泣いたりもしました。
辞める時までも幸せにして下さってお客様には感謝の気持ちしかなかったです。


★ まとめ

肌悩みにあった商品を確実にいつも紹介できているとは限らないなので、自分で選べる程の知識をつけましょう。

美容部員は確かに遣り甲斐があるし、とっても素敵なお仕事です!
会社からのこの商品を積極的に紹介して下さいがなければですが、、


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ありがとうございます!知識増量の為に使わせていただきます❤︎