こどもの頃に思い描いていた大人の話。

小学生の頃、中学生の頃、高校生の頃、大学生の頃、それぞれ思い描いていた大人の姿があります。皆さんはいかがでしょうか。


▲小学生の頃

私が人生ではじめてハマった漫画は「地獄先生ぬ~べ~」でした。話題になるのは何かとエロネタなのが少し切ないところです。でもエロネタも面白いです。はいそうです。下ネタ大好き人間です。それはさておき。「地獄先生ぬ~べ~」の主人公である【鵺野鳴介】は25歳。若手教員です。1年目から生徒(正確には「児童」)から大人気。そして生徒を第一に考える熱血教師です。熱血だからといって脳筋というわけでもなく、多岐にわたる知識を有し、こどもを諭し自立へと導くという、「何回目の25歳なのかい?」と聞きたくなるほどの人物です、地獄先生だけに。小学生の時に読んでいたのですが、きっと自分も25歳位になったらこんな素晴らしい人間になれるんだと思っていた純粋な時期が私にもありました。


▲中学生の頃

中学3年生の頃不登校になりました。その所為か当時の記憶がほぼありません。正直、何故不登校になったのか、明確な理由すら曖昧です。当時の私、君はどんな大人になりたかったのかい?


▲高校生の頃

リアルタイムではないのですが「SLAM DUNK」に情熱を捧げました。大げさではないです。毎日パソコンでファンサイトを閲覧し、試験前には山王戦を読みモチベーションを上げました。BLを知ったのはこの時期です。え?そこまでは言わなくていい?高校3年生になるころには、赤木、魚住、等々各校主将のように、またはマネージャー彩子のように頼りがいのある人になっていたいと思っていました。


▲大学生の頃

当時はドラマにハマっていました。特にミステリ、刑事モノ、推理系ですね。日本のドラマだけではなくアメリカのドラマも見ていました。主人公はバリバリのキャリアであったり、変人だけど類まれな能力を発揮したり。それはそれは「こんな社会人になりたい」というより「こんな人間になりたい」って思うような魅力的な人物ばかりでした。そして、社会人になったら自分もバリバリに働いて給料もいっぱい稼ぐんだ、と思っていました。


▲実際はどうだったか

お察しの通り、こどもの頃になりたかった大人には到底なれていません。それどころか、周りの大人も「みんなこども」でした。勿論私のいる世界が狭いことは承知しています。私が生きている小さい社会の中には、創作物に出てくるような人物なんておらんかったんや・・・。でも不思議なことにネット上にはいるんですよね。ネットっていうかTwitterなんですけどね。ぬ~べ~のような先生がいたり、強烈なリーダーシップを発揮してチームを引っ張る学生がいたり、「あなた地球人ですか」的な角度からモノを見つめる社会人インフルエンサーがいたり。ネット上ではなく実際にお会いしたいです。会っても、私は超弩級人見知りなので多分会話なんてできないと思いますが。それどころかどこかの星の言葉を喋りはじめるかもしれません。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


#大人とこども #大人になるということ

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