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音域と抽象性 あと話とか

〈音域と抽象性〉

ボボボボというAくんの考え方があるようだ。それは、抽象性が高い状態で、低い声、音節の取り方が、むずかしく、文節の取り方が長い、難易度が高い状態を意味する。(※ボボボボというAくんの右脳派???的な表現がバカみたいだが・・)
ある経営者が、インタヴューを受けて、「採用するならどんなひとがいいですか?」と尋ねられた。するとその経営者はこう答えた。
抽象性の高い思考ができるひとを採用します」と。
しかし、だったら,抽象性が高い方が良いのかと思うが、そうでもない。
あまりに高い抽象性は、ボボボボと、音域が低く、音節、文節の取り方が、複雑になり、わかりにくくなるかだ。
また、具体性にも欠けてくる。
逆に具体性が高い状態では、高い声、音節の取り方が簡単で、短い、低難度状態を意味する。
例えるなら、英語で、thatを多用した論文がある。

〈話〉

目次
①noiseの話
②現象の話
③主張の話

❷ノイズの話は、Aくんにとって大事な話だったということだ。僕には重要だということが感じられなかったが、本人にとっては、大事だったようだ。まあ、社会問題や、政治にしても、誰かが、例としては、生活保護にしても、そうだが、「生活保護を受けていても、何も思わないひとがいるように、それはnoiseであり、無視しない方が良い」ということだった。
Aくんにとってのノイズというのがよくわからないが、要約すると、『生命力とか、決まったこと以外、決まっていないことに対する自己決定、私でいうところの知性であるということ』がわかる。
会社のひとの例を挙げても、そうだったが、noiseがないと、理解できないことがあったそうだ。例えば、会社でプログラミングをやっていて、説明したが、プログラマーになりたい、お金が欲しいということ、つまり外的報酬のためで入ってきただけなので、何も理解が進まない精神が見受けれたということだった。(noiseがないために)
あるいは、生活保護を受けていても、何もしないということも、noiseであるらしい。
ここから分かる通り、『彼のノイズとは,生々しいものであり、生命であり、泥臭いところであり、決定しないところや理解の中心であるということがわかった。』

彼によれば、❸現象に本質的なことを抽出するということが、必要だということだった。その本質のひとつが、noiseであるようだ。

※但し、このノイズの❸主張は、以前まで主張として出てきていないことだった。なぜなら、彼は、こういうことがあって、こうだ、という現象の話しかしていないかったため、私が、主張をしてくれ、といって、から言った内容であったためだ。

※しかし彼は、現象をそのままありのままみることが大切だともいったが、しかしながら、私として、「水が川を流れる」とか「磁石で金属がひっつく」という現象をすべて列挙したとしても、私は何をして、何を思えばいいかわからないし、そもそも,私にそれ(現象論)を言う意味がない。ということで、主張をしてくれと,頼んだのであった。
そうしてから、彼は、話し始めたことを留意していただきたい。(非常に話しにくいタイプ)


〈これらを受けて私の本題〉

私は彼に主張してくれと頼んだ。
なぜなら、私がどうしていいかわからないし、どう思って欲しいかわからない。そのうえ、私にそれを話す意味がない、とさえ思うからであった。
お父さんが、そう言う人だったから、私は、決断し,主張するひとになったと、話した。
ここで、私は、私のお父さんの良い例と、悪い例を出した。

①良い例「公における」
自分の主張はせず、原告の相手の主張をただ事実ありのまま集め、それを弁護士に提出し、弁が立つ弁護士にそれらを弁護してもらって、勝訴した例

②悪い例 「日常における」
日常においては、そのようなことは滅多にない。しかも,日常では、決断を余儀なくされ、主張をしなければ生きていけないことが、仕事以外ではほとんどであり、誰かに決めてもらっているようでは、利用されるのが落ちである。
父さんは、それが苦手であって、日常生活では、母さんに負けていた。


したがって、私は、日常では、なるべく,主張して言った方が良いと提案し、彼は、おずおずと話し始めた。

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