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【自問自答ファッション】お母さん、早くブランドバッグを売ってください

私の母は、ブランドバッグをいくつも持っている。時代背景的なものもあったようだが、「娘が親戚から貰ったけれど着なくなった服(つまりお下がりのお下がり)」を平気で自分のものにする母にしては意外だ。

自問自答ファッションを知る前は、「私が大人になったら、お母さんから借りることでタダでブランドバッグ使えるー♪」と私は呑気に考えていた。
しかし、今は母のブランドバッグを使うなんてあり得ない。
少なくとも、私が自立できるまでは。

理由はいくつかあるが、1番の理由は母のブランドバッグに対する愛を全く感じないからだ。

母はブランドバッグを10個持っているが、その内訳が

・祖母(母の母)に貸している…1個
・ここ数年でたまーに稼働…3個
・普段使いで使い倒した…2個
・それ使ったことあります??…4個

なのだ。
つまり、母が愛せるバッグの数は3個のはず。
その3個でさえも、母は愛せているのか疑問だ。

それから、使い倒してブランドバッグがボロボロになるのも謎。
ブランドバッグってボロボロになるものなのか…?
お手入れをサボっていた…?
それとも偽物…?

しかし、1番の問題は何と言っても稼働していないバッグ4個だ。

そのうちの1個は祖父(母の父)から短大の入学祝い譲り受けたバッグらしい(高校生活満喫してガッツリ受験してないのに入学祝いとか謎なんですけど。まあそれは置いといて…)。
譲り受けたバッグはグッチのクラッチバッグで、なんと年代的にオールドグッチ!

しかし、手が空かないクラッチバッグが使いにくいのか母は全く使っておらず(シャネルのバニティバッグはたまーに使うのにね)、バッグはクローゼットの中で他の荷物の下敷きになりかけている。

もはやバッグに対しての虐待では?
祖父に返すなり売るなりしてほしい。

さらにあと2個はヴィトン。
この2個は布の袋の中に入ってはいたものの、何年も暗いクローゼットの中に閉じ込められたままであることに変わりはない。
「そこに愛はあるんか」の某消費者金融のCMがふと頭をよぎる。
しかも、母は他にヴィトンの財布とキーケースを使っているがキーケースが偽物のため、バッグも偽物な気がしてきてしまう。

偽物のキーケースはネタ枠なお土産で貰ったもので自ら買ったわけではないらしいが、他に自分で買った本物のヴィトンのアイテムがあるのによく偽物を使えるなと思う。
ヴィトンのコンセプトに惹かれたり、歴史を理解したりした上でヴィトンのアイテムを買っていたら、絶対に貰い物であっても偽物なんて使わないはずだ。

そんな扱いをする位なら、グッチのクラッチバッグと同じくヴィトンのバッグも売ってほしい。
というか、愛していないブランドのアイテムは全て売ってほしい。

そして、売って入ってきたお金で最初から最後まで母専用の服を百貨店的なお店で買ってほしい。
私と兼用にしようとしなくていいから。

ついでに言うと(書くと)、私も母が着る可能性がある服は買わないから、私の服選びに母が文句を言う必要もないから。
自分が着ない服に意見を出して何がしたいの?

私はお金貯めて演歌バッグ買うんだから!
今のところはセリーヌ!
コンセプトの「女性らしくありつつも自立しているアクティブな女性」の自立したいけど一匹狼とは違う感じがツボだし、デザインもドレッシー過ぎなくて使いやすそう!

締め方が迷子になってしまったのでこのへんで。


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