日本政策投資銀行(DBJ) 企業研究
こんにちは。四畳半です。皆さんにとっての、「最高にかっこいい 憧れの企業」はどこでしょう?天下の三菱商事、外銀、東京海上日動火災、JR東海、電博、三菱地所などなど...。挙げたらキリがないくらい、世の中には素敵な企業がありますが、私にとってのそれは【日本政策投資銀行】でした。
勢いとノリで出したESが通過し、インターンでお会いした行員の方々・就活生。皆さん全員がキラキラしていて、「ここに行きたい。」と強く思うようになりました。
一方で、この日本政策投資銀行という企業は「①政府系金融」「②(公式の)OBOG訪問回数に制限あり」「③特殊な事業形態」...という負の三拍子の持ち主。インターンに合格しないとOB訪問すら出来ないため、企業研究はかなり難しいでしょう。
本noteでは、そんな日本政策投資銀行の企業研究・選考対策等について、まとめていきます。
※OB訪問:24卒の段階では、公式のOB訪問実施要件として「インターンシップへの参加」が必須でした。インターン参加後、特典としてビズキャンに案内されます。大学毎のOBOG訪問などは、比較的自由に行えるそうです。
ちなみに….
筆者は業務職で選考を受けていました。とはいえ、総合職の選考有りインターンにも参加した上で業務職を受けたので、総合職の理解もある程度はあるはず。念のため、ここでお伝えしておきます。ご留意ください。また、内々定にはあと一歩で至っておりません。しかしこれは「企業研究」としてお配りするものであり、選考通過tipsではないため、その点は最大の障壁ではないと考えております。1万字以上におよぶ企業研究に仕上げましたので、ぜひ、ご覧ください。
本noteの発売を継続するにあたり、25卒の方に、noteの内容を忖度なしで見て頂きました。フィードバックの内容は下記です。
改善ポイントとして頂いた一部の内容を、2024/02/06付けの追記ポイントとしてあります。noteのフィードバックに協力してくださった方、この場をかりてお礼申し上げます。
それでは本題に参りましょう。
※以前同じタイトル、同じ内容でリリースしたことがあります。重複購入にご注意ください(アップデート版はこちらのみです)
そもそも日本政策投資銀行とは?
日本政策投資銀行の特徴はいくつかありますので、分けてご紹介します。
①政府系金融機関であること
そもそも、DBJの始まりは1951年の4月に日本開発銀行が設立したこと。戦後まもない復興期に必要な、鉄鋼・造船・化学・電力といった重厚長大産業(IT産業は含まれない)分野に対し、重点的に資金を投入するために設立されました。
当たり前ながら、日本が注力すべき課題や産業は時代により変化します。時代ごとの重点分野(都市開発・地域開発・インフラなど)への中期資金の供給を通じ、日本に広く貢献してきました。
現代でいうと2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた気候変動対策や、デジタル技術の産業への活用、少子高齢化に伴う労働力不足への対応などに取り組んでいます。
今の時代、社会貢献に重きを置くのは、どの会社も当たり前のことかもしれません。しかしこのDBJという政府系金融においては、「真に日本の将来を思いながら業務に励める」という、政府系金融特融の魅力があります。
ただ、選考上、注意する必要があるのは、「公的なことがやりたいからDBJ」と言うのは危険です。公的なことをしたいのならば、公務員が恐らく最適解でしょう。
また「使命や意義(国のためになるという)×利益性の両輪」という点のみでDBJを選ぶのも危ういと思います。信金中央金庫や農林中央金庫がここら辺の得意手でしょう。
上記二点を志望理由に交えるのは悪くないですが、そのような場合は「なぜDBJか」という理由の骨組みをしっかりと組み立てるようにしましょう。
※以前同じタイトル、同じ内容でリリースしたことがあります。重複購入にご注意ください(アップデート版はこちらのみです)
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