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クリプト暴落 今後の方針

みなさまお疲れ様です。クリプトが暴落しいよいよ冬入りかと話題になっていますね。今回は現状の整理と今後の方針について書きたいと思います。

なぜ暴落したのか

こういう理由づけに意味はないと思っています。下がった後ならなんでもそれっぽく言えるからです。しかし、自分が暴落前からもしかしたら危ないのではないかと思っていたことがあるので書いておきます。再現性があるかは将来見返した時にわかると思います。

・マクロ:市場のドルは減っている

現状世界最強のフィアットはアメリカドルです。ドルはどれだけ刷っても誰かが買ってくれるためアメリカはコロナ以降大量のドルを市場に放出しました。

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現在出回っているドルの40%はこの2年弱で発行されたものです。こうして大量に放出されたドルはあらゆる資産に流れ込み株価・不動産・クリプトの価格を引き上げました。ゆえにこの2年はbuy the dip!!と下がれば買えの相場でした。しかしアメリカドルが利上げされるとなると話は変わってきます。ドルの金利が上がれば投資家はわざわざリスク資産で運用する必要がなくなります。そのため資産からドルを抜いて国債を買う人が増え、市場のドルの少量が減少します。するとドルの価値は上がり相対的に資産価格が下がるわけです。

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一時は$3T(3兆ドル)を超えたクリプトの時価総額は$2Tを割り込むところまで減少しています。それだけクリプト市場からドルが抜けたということです。この状況でまだ上がるかもしれないから損切りしないっ!!というのは悪手だと言えます。

・テクニカル:まだ下落しそうな理由

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次にテクニカル的な視点から見ていきます。これはビットコインとイーサリアムのデリバティブのチャートになります。OIは現在建てられているポジション、Long/Shortどちらの注文が多いかを示しています。

このチャートから価格が下がってもOIが減っていないことがわかると思います。また、その内訳もロングが多い状態です。つまり借金をしてロングを持っている人たちが多いということです。

ロングなら価格が上がるからいいじゃん。と思うかもしれませんが逆です。この人たちは金利を払いながらポジションを組んでいるのでどこかでポジションを閉じなくてはいけません。いずれ売りとなる注文が大量に積まれているということです。価格の低下とともにOIが減るのなら良いのですが今回は価格が下がってもOIは解消されず、ロング比率も高い状況が続いていることが問題です。故にベアトレンドはしばらく続くと思いますし、どこまで下がるのかも正直わかりません。

ビットコインがこの状況なのでアルトはさらに悲惨な状況になると思います。スケベ心で買った銘柄は処分するのが賢いかと思います。

これからどうするか

現状をざっくりと書きましたがその上で自分はどうするつもりか書いていこうと思います。

・売るつもりはない

まずクリプトへの投資は続けます。なぜかというとビットコインを学んでから現在の法定通貨はいずれ崩壊すると考えているからです。ビットコインスタンダードにも書かれていますが、財は劣った通貨で生活する社会から優れた通貨で生活する社会に移転されていきます。

1BTC=500mlのジュースから1BTC=BMWくらいまできました。これはビットコインにのる財が増えたということです。これからもこの流れは続いていくと思います。BTCは現状世界で最も優れた通貨だと言えます。色々なところで言われていますが、ビットコインは通貨に必要な1. 規模の市場性 2. 時間の市場性 3. 場所の市場性を有しており他のどの通貨よりも通貨としての機能に優れています。

これはガソリン車とEVと似たような関係だと思っています。車は誕生してからガソリンが主流で歴史がありこれまで安定して運用されてきました。しかし、テクノロジーが進化して電気とモーターでも車を動かすことができるようになりました。そしてまだまだ問題はあれど車の動力としては電気とモーターの方が優れているのです。

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つまり車の動力源の市場性という意味では電気+モーター>>エンジンの関係が成り立つということです。このことはテスラが有名になるにつれて様々なところで議論されていましたがテスラがトヨタを時価総額で抜くまで否定されてきました。しかし、振り返ってみると皆が納得していない時に投資した人たちは大きなリターンを得られた一方で、従来の考えから抜けられなかった人たちは多くのものを今後失うのかもしれません。

通貨でも同じことが起ころうと思います。通貨としては明らかにビットコインが優れているけれど便利性やこれまでの習慣から抜け出せず法定通貨で財を保存している人たちは多くのものを失うかもしれません。

自分はより良い通貨で財を保存したいと考えているのでビットコインとETHは売るつもりがありません。

・いつから買うのか

持っているものを売らない理由を述べてきましたがここからはいつから買うのかについて書いていこうと思います。

まずは加熱が取れてから

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増加しているOIが一旦落ち着くまでは買わないつもりです。先ほども述べましたがこのOIはいずれ大きな売りとなって帰ってきますので下がることがわかっている状態で買わなくてもいいかなと思っています。

想定するシナリオとしてはロスカットの連鎖でビットコインが3万ドル、2万ドルまで一気に下げる⇨アルトのほとんどが最高値から90%以上下落。このタイミングから買っていきたいと思います。拾いたいものはいくつかありますが、今後来るブームを先読みして買っていきたいと思います。

具体的には #L222#altL1#curveWar のようにミームになりそうなところがあげられます。

#L222 :L2銘柄でトークンを出しているのは $BOBAや$METISくらいですが今年は各チェーンから独自トークンが出るのではと噂されています。
#altL1 :ETHキラーと言われています。昨年はsolanaやAVAXがブレイクしましたが今年はNEAR、FTM、ICPに期待しています。
#curveWar :これはもうブームになってしまったのでエッジがないと思いまが、ここから連想してアルゴリズムステーブルコインは買っていこうと思います。具体的には$FLX、$ANGLEあたり。
#Bridge :チェーンが乱立するにつれてブリッジがより重要になっています。中でもHopのAirDropが期待されています。注目度からしてかなりの額がつくと思います。その時に連想ゲームでBridge銘柄も噴き上げると思っています。$MULTIには個人的に期待しています。

以上思いつくままに書いてみましたがみなさんはこのベアマーケットをどう過ごしますか?ここまで読んでくださりありがとうございます。